竜門(りゅうもん)原上(げんじょう)の土(つち)に骨(ほね)を埋(うず)むとも名(な)を埋(う)めず
《白居易「題故元少尹集」から。元宗簡の遺文の序として述べた句で、肉体は竜門に葬られたが、書き残した遺文30巻は立派なものなので、その名声は後世に残るという意》死後に立派な名を残すこと。
りゅうもん‐さんち【竜門山地】
奈良県中部、奈良盆地と吉野川流域の間に広がる山地。最高峰は竜門岳(標高904メートル)で、ほかに御破裂(ごはれつ)山(標高618メートル)・高取山(標高583メートル)などの山々がある。南は中央...
りゅうもん‐じ【竜門寺】
秋田県由利本荘市にある曹洞宗の寺。山号は、禅勝山。開創は元中9=明徳3年(1392)。開山は青岑珠鷹。開基は岩城朝義。亀田藩岩城氏の菩提寺。
りゅうもん‐せっくつ【竜門石窟】
竜門にある石窟寺院。洞窟1350余、仏像9万7000余を数え、北魏の洛陽遷都(494年)から唐代中期に至る仏教美術の宝庫。敦煌(とんこう)や雲崗(うんこう)の石窟とともに中国の代表的仏教石窟。...
りゅうもん‐の‐たきのぼり【竜門の滝登り】
立身出世することのたとえ。→登竜門
りゅう‐よう【柳腰】
柳の枝のように細くしなやかな腰。美人の腰をたとえていう語。やなぎごし。
りゅう‐よう【流用】
[名](スル) 1 定まっている使途をはずれて別のことに用いること。「接待費に—する」「旧版のイラストを—する」 2 予算執行上の必要から、歳出予算または継続費に定められた経費を財務大臣の承認を...
りゅう‐らく【流落】
[名](スル)落ちぶれてあちこちをさすらうこと。「奔走艱難して、諸国に—し」〈竜渓・経国美談〉
りゅう‐らん【劉覧/瀏覧】
[名](スル) 1 くまなく目を通すこと。通覧。「資料を—する」 2 他人を敬って、その閲覧するのをいう語。「—を請う」
りゅう‐らん【流覧】
[名](スル)あちらこちら見てまわること。ずっと目を通すこと。「毎室を—せられんことを」〈織田訳・花柳春話〉