れん【廉】
[名・形動] 1 値が安いこと。また、そのさま。安価。廉価。「治療代の案外—なのを喜んだ」〈漱石・門〉 2 心が清らかで欲が少ないこと。また、そのさま。「これを避けて用ゐざる事は、実に—なりとや...
れん【廉】
[常用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]かど 1 私欲がなく、けじめがついている。いさぎよい。「廉潔・廉直/孝廉・清廉・破廉恥」 2 安い。「廉価・廉売/低廉」 [名のり]おさ・きよ・きよし...
れん【恋〔戀〕】
[常用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]こう こい こいしい 〈レン〉 1 対象に強く引かれる。思いこがれる。「恋着・恋慕・恋恋/愛恋」 2 男女の愛。「恋愛・恋歌・恋情/失恋・邪恋・悲恋...
れん【憐】
[人名用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]あわれむ 1 気の毒に思う。あわれむ。「憐察・憐情・憐憫(れんびん)/哀憐」 2 かわいく思う。いとおしむ。「愛憐・可憐」
れん【攣】
[音]レン(呉)(漢) [訓]ひく ひきつる。「攣縮/痙攣(けいれん)」
れん【斂】
[音]レン(呉)(漢) 1 引きしめ集める。取り入れる。「苛斂(かれん)・聚斂(しゅうれん)」 2 引きしまる。「収斂」 3 死体を棺に収める。「斂葬」
れん【漣】
[人名用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]さざなみ 1 さざなみ。「清漣」 2 涙が連なって流れるさま。「漣漣」
れん【煉】
[人名用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]ねる 1 鉱物を熱して不純物を除き、良質のものにする。「試煉・精煉・洗煉・鍛煉」 2 まぜ合わせてこねる。ねり固める。「煉瓦(れんが)・煉丹・煉炭・...
れん【簾】
すだれ。「酒を買い、—を巻き、月を邀(むか)えて酔い」〈紅葉・金色夜叉〉
れん【簾】
[人名用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]すだれ す 〈レン〉 1 すだれ。「簾中/御簾(ぎょれん)・玉簾・如簾・鋤簾(じょれん)・水簾・垂簾・疎簾・竹簾」 2 たれているもの。「馬簾」 ...