あたり‐はずれ【当(た)り外れ】
予想や予報などが当たることと外れること。また、物事が成功したり、失敗したりすること。「—の少ない商売」
あだ‐ぼれ【徒惚れ】
1 浮気心からする恋。「このほど—あそばし是非に誓紙書けとて」〈浮・置土産・四〉 2 思いをかけても、かなわない恋。「石車にのって—するは男の屑の葛餅」〈浄・松風村雨〉
あっぱれ【天晴(れ)/遖】
《「あわ(哀)れ」の音変化》 [形動][文][ナリ]驚くほどりっぱであるさま。みごとなさま。「敵ながら—な働き」
[感] 1 ほめたたえる気持ちを表すときに発する語。すばらしい。みごとである...
あて‐ぎれ【当て切れ】
補修用に当てる布。
あて‐はずれ【当て外れ】
予想や期待がはぐらかされること。期待外れ。見込み違い。
あと‐くされ【後腐れ】
《「あとぐされ」とも》物事がすんだあとでもすっきりと解決せず、問題があとを引くこと。また、その事柄。「—のないようにする」
あと‐づれ【後連れ】
後添(のちぞ)い。「—の子の花二郎、せめて法師にせんものを」〈浄・賀古教信〉
あとはのとなれ【あとは野となれ】
室井光広の長編小説。平成9年(1997)「群像」誌に掲載ののち刊行。
後(あと)は野(の)となれ山(やま)となれ
目先のことさえなんとか済めば、あとはどうなってもかまわない。
あなたのたましいにやすらぎあれ【あなたの魂に安らぎあれ】
神林長平の長編SF小説。昭和58年(1983)刊。「帝王の殻」「膚(はだえ)の下」とともに火星三部作とよばれる。核戦争後、火星の地下空間に追いやられた人類とアンドロイドの抗争を描く。