しゃき‐しゃき
[副](スル) 1 ものをかんだり切り刻んだりするときの、歯ざわりや切れ味がよいさま、また、その音を表す語。「新鮮な大根の—(と)した歯ざわり」 2 活発で手際よく物事を行うさま。てきぱき。「—...
しゅう‐し【終止】
[名](スル) 1 物事が終わること。終わり。しまい。 2 楽曲・楽章などの終わりの部分で、終止感を表す定型的な和音の進行部分。また、その形。カデンツ。
しま‐み【島廻】
1 島のまわり。「—には木末(こぬれ)花咲き」〈万・三九九一〉 2 島のまわりをめぐること。島めぐり。「玉藻刈る辛荷の島に—する鵜(う)にしもあれや家思はざらむ」〈万・九四三〉
しも【下】
1 ひと続きのものの末。また、いくつかに区別したものの終わりの部分。 ㋐川の下流。また、その流域。川下。「—へ漕ぎ下る」「—で釣る」⇔上(かみ)。 ㋑時間的にあとと考えられるほう。現在に近いほう...
しゅう‐けつ【終結】
[名](スル) 1 物事が終わりになること。決着がつくこと。終わり。「事態がようやく—した」 2 ⇒結論2
しゅう‐そう【周匝】
[名・形動] 1 まわりをとりまくこと。また、そのまわり。めぐり。 2 すみずみまでゆきわたること。周到。「未だ—なる方法手段を画定したるに非ず」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
し‐ま・う【仕舞う/終う/了う】
[動ワ五(ハ四)]《「し」は動詞「す」の連用形》 1 ㋐続いていた物事を、そこで終わりにする。終業する。「仕事を—・う」 ㋑商売などをやめる。廃業する。たたむ。「営業不振で店を—・う」 2 終わ...
すがら
[名](多く「に」を伴って副詞的に用いる)始めから終わりまでとぎれることがないこと。「ぬばたまの夜は—にこの床のひしと鳴るまで嘆きつるかも」〈万・三二七〇〉
[接尾]名詞などに付く。 1 始...
あき【秋】
1 四季の第三。夏と冬の間で、日本では9・10・11月をいう。暦の上では立秋から立冬の前日まで(陰暦の7月から9月まで)をいい、天文学では、秋分から冬至まで。昼が短く、夜が長くなる。この季節は涼...
すえ‐つ‐かた【末つ方】
《「つ」は「の」の意の格助詞》 1 月や季節などの終わりのころ。「秋の—、いともの心細くて」〈源・若紫〉 2 一続きの物事の終末の部分。終わりのほう。「ただ—をいささか弾き給ふ」〈源・横笛〉 3...