カラマーゾフのきょうだい【カラマーゾフの兄弟】
《原題、(ロシア)Brat'ya Karamazovï》ドストエフスキーの長編小説。1879〜80年発表。カラマーゾフ家の父親殺し事件を中心に、三人兄弟と私生児をめぐって展開される葛藤(かっとう...
かわ‐ろん【川論】
江戸時代、川の利用、特に灌漑(かんがい)用水の取り入れをめぐっての争い。
キューバ‐きき【キューバ危機】
1962年、キューバでのソ連ミサイル基地建設をめぐって米ソが激しく対立した事件。米国の海上封鎖にソ連が譲歩してミサイルを撤去し、衝突は回避された。
きょうさんしゅぎしゃ‐どうめい【共産主義者同盟】
1847年にロンドンで結成された国際的な労働者組織。マルクスとエンゲルスが著した「共産党宣言」を綱領とする。1848年の三月革命では民主主義陣営に加わり敗北。1852年に解散した。
昭和33...
きょうゆう‐ぶんかつ【共有分割】
遺産分割の方法の一。土地や家屋など分割しにくい遺産を、各相続人が相続分に応じて共同で所有すること。 [補説]相続財産をそのままの形で残せるが、管理や売却をめぐって争いが生じるおそれがある。
くに‐あらそい【国争い】
1 一国の土地や政権をめぐって争うこと。「源平の—、今日をかぎりとぞ見えたりける」〈平家・一一〉 2 国と国との争い。「父一官の生国は大明(だいみん)韃靼(だったん)、鴫(しぎ)蛤(はまぐり)の...
くにちほうけいそうしょり‐いいんかい【国地方係争処理委員会】
地方公共団体に対する国の関与をめぐって両者の間で争いが生じた場合に、問題を迅速に解決するために、総務省に常設されている合議制の第三者機関。総務大臣が両議院の同意を得て任命する5人の有識者で構成さ...
くるま‐あらそい【車争ひ】
平安時代、賀茂の祭見物などで、牛車(ぎっしゃ)を止める場所をめぐって、従者たちが争うこと。落窪物語・源氏物語などに描かれている。
グレート‐ゲーム【the Great Game】
19世紀から20世紀にかけて、英国とロシアが中央アジアの覇権をめぐって繰り広げた政治的抗争をいう。
グレー‐マーケット【gray market】
1 第三国を経由して相手国に商品が正規の価格より安値で流入し形成される市場。灰色市場。 2 証券の発行前にその証券をめぐって行われる取引の市場。