コロイド‐ミル【colloid mill】
固体粒子をコロイド程度の大きさにする装置。回転速度が異なる金属円盤ですり潰す方式などが知られる。
コロイド‐ようえき【コロイド溶液】
コロイド粒子が液体中に分散したもの。ゾル。
コロイド‐りゅうし【コロイド粒子】
コロイドの媒体中に分散している微細な粒子。単にコロイドともいう。
コーヒーリング‐げんしょう【コーヒーリング現象】
コロイド溶液の液滴を固体表面上で乾燥させたとき、含まれていた微粒子がリング状に現れる現象。名称は、コーヒーの染みがリング状になることに由来する。コーヒーリング効果。
サイジング【sizing】
1 洋紙の製造工程で、パルプにコロイド物質を加えて紙繊維の表面やすきまを覆い、液体やインクがにじまないようにする操作。 2 繊維工業で、のり付け作業のこと。
しょう‐しつ【晶質】
固体のときは結晶質で、溶液中では膠質(こうしつ)(コロイド)にならない物質。無機塩類や庶糖など。クリスタロイド。⇔膠質。
しんすい‐コロイド【親水コロイド】
コロイド粒子と水との親和性が強いコロイド溶液。電解質溶液を加えても凝析を起こしにくい。でんぷん・寒天の溶液やゼラチンなど。親水性コロイド。ハイドロコロイド。ヒドロコロイド。→疎水コロイド
しんすいせい‐コロイド【親水性コロイド】
⇒親水コロイド
すいさんか‐てつ【水酸化鉄】
1 水酸化鉄(Ⅱ)。白色ないし淡緑色の粉末。空気中で容易に酸化され水酸化鉄(Ⅲ)になる。水酸化第一鉄。化学式Fe(OH)2 2 水酸化鉄(Ⅲ)。鉄(Ⅲ)塩の水溶液にアンモニアと塩化アンモニウムの...
すい‐わ【水和】
水溶液中の分子またはイオンあるいは分散したコロイド粒子などが、溶媒の水分子と相互作用して集団をつくる現象。水分子との相互作用が強いために化合物を生成するときは、かつて水和(すいか)、あるいは水化...