チンダル‐げんしょう【チンダル現象】
コロイド溶液やエーロゾルなどに光を当てたとき、その微小な粒子によって光が散乱され、光の通路が一様に光って見える現象。一般にレイリー散乱によって説明される。ティンダル現象。
でんき‐えいどう【電気泳動】
コロイド溶液に電極を入れて直流電圧を加えると、コロイド粒子が陽極または陰極へ向かって移動する現象。
でんきえいどう‐ディスプレー【電気泳動ディスプレー】
電気泳動の原理を利用したディスプレー。ゲル中に浮かぶ色つきのコロイド粒子が電圧によって移動することで発色する。電子ペーパーの電子インク技術として実用化された。EPD(electrophoreti...
とう‐せき【透析】
[名](スル)セロハン膜などの半透膜を用いて、コロイド溶液や高分子溶液から低分子の不純物を除去すること。「人工—」
とうでん‐てん【等電点】
アミノ酸やたんぱく質などの両性電解質、コロイドなどの溶液の電荷が零になるような水素イオン濃度。
にかわ‐しつ【膠質】
⇒コロイド
ねんだん‐せい【粘弾性】
粘性と弾性をあわせもつ性質。固体としての弾性変形と流体としての粘性を同時に示す。コロイド溶液、高分子物質などに広く見られる。
ハイドロコロイド【hydrocolloid】
《「ヒドロコロイド」とも》「親水コロイド」に同じ。
はんとう‐まく【半透膜】
溶液や気体混合物などについて、成分の一部は通すが、他の成分は通さない膜。水は通すがほとんどのイオンは通さないフェロシアン化銅の沈殿膜、低分子のものは通すがコロイド粒子は通さないセロファン膜・膀胱...
ヒドロコロイド【hydrocolloid】
⇒ハイドロコロイド