さび‐かわ【蛇尾川】
栃木県北部を流れる川。大佐飛(おおさび)山(標高1908メートル)と日留賀(ひるが)岳(標高1849メートル)をそれぞれ水源とする大蛇尾川と小蛇尾川が那須付近で合流して蛇尾川となる。長さ35キロ...
さび‐がたな【錆刀】
1 刃のさびた刀。役にたたない刀。 2 役にたたない人をののしっていう語。「やあ、おのれごときの—が」〈浄・五枚羽子板〉
さびき‐づり【さびき釣(り)】
擬餌(ぎじ)針を上下に動かし、生きた餌のように見せて釣る方法。アジ・サバ・イワシなどを釣るときに用いる。
さび‐きん【銹菌】
銹病菌(さびびょうきん)。しゅうきん。
さび‐ごえ【寂声/錆声】
枯れて渋みのある声。老熟して趣のある声。
さび‐さび【寂寂】
[副]いかにも寂しげなさま。「からまつの林の道は…ほそぼそと通う道なり。—といそぐ道なり」〈白秋・落葉松〉
サビ‐ざん【サビ残】
「サービス残業」の略。
さびし・い【寂しい/淋しい】
[形][文]さび・し[シク]《「さぶし」の音変化で、動詞「寂(さ)びる」に対応する形容詞》 1 心が満たされず、物足りない気持ちである。さみしい。「—・い顔つき」「懐が—・い(=所持金が少ない)...
さびしがり‐や【寂しがり屋】
普通の人以上に寂しさを感じる度合いが高い人。また、とりわけて孤独をいやがる人。さみしがりや。
さびしきあけぼの【寂しき曙】
三木露風の第3詩集。明治43年(1910)刊行。