おく・す【臆す】
[動サ変]「おくする」の文語形。
おく・する【臆する】
[動サ変][文]おく・す[サ変]気後れしておどおどする。おじける。「強敵と対戦しても—・することがない」
おちゃ・する【御茶する】
[動サ変]お茶を飲む。特に、喫茶店などに入って紅茶やコーヒーなどを飲むことについていう。「友達と—・してから帰る」 [補説]1990年代からの語という。
おとこ・す【男す】
[動サ変] 1 男と交わる。夫をもつ。「—・したるけしきは見れど」〈落窪・一〉 2 男らしく振る舞う。「侍(さぶらひ)が何方(いづかた)にて、—・せんや」〈甲陽軍鑑・四七〉
おもい‐うん・ず【思ひ倦んず】
[動サ変]嫌になる。煩わしく思う。「むげにこそ—・じにしか。などさる者をば置きたる」〈枕・八三〉
おもい‐くっ・する【思い屈する】
[動サ変][文]おもひくっ・す[サ変]元気がなくなる。ふさぎ込む。「恋い煩ったり、—・したり」〈蘆花・思出の記〉
おもい‐くん・ず【思ひ屈ず】
[動サ変]「おもいくっす」の音変化。「今日を限りにおぼし捨てつるふるさとと—・じて」〈源・葵〉
おもい‐ねん・ず【思ひ念ず】
[動サ変] 1 一心に祈る。「この君を、あながちに、ながらへて見むと—・じけむ」〈夜の寝覚・二〉 2 じっと我慢する。堪える。「しかれども—・じていはく」〈今昔・二九・二八〉
おもく・す【重くす】
[動サ変]重んじる。「才学といふもの、世にいと—・する物なれば」〈源・絵合〉
おもん・じる【重んじる】
[動ザ上一]「おもんずる」(サ変)の上一段化。「名誉を—・じる」