ダブルベース‐すいしんざい【ダブルベース推進剤】
ロケットの固体推進剤の一種。ニトログリセリンとニトロセルロースを均一に混合し、安定剤を加えて乾燥・成型させたダブルベース火薬を推進剤に用いる。燃焼すると完全にガス状になる。ダブルベース推進薬。
ていおん‐はなび【低温花火】
祝宴や舞台の演出など、主に屋内で使用される花火。黒色火薬のかわりに、燃焼時の煙が少ないニトロセルロースや、燃焼温度が低いチタンなどの金属粒が含まれる。ローカロリー花火。室内花火。ジャーブ。
テンセル【Tencel】
英国コートルズ社が開発したセルロース系繊維。レーヨンよりはるかに強くポリエステルなみの強度がある、湿った状態でも強度は変わらない、肌ざわりがソフトであるなどの特徴がある。
てんねん‐こうぶんし【天然高分子】
天然に産出する高分子化合物。セルロースやたんぱく質など。
とう‐か【糖化】
[名](スル)でんぷんやセルロースなどの多糖類が加水分解されて、ぶどう糖や果糖などの低分子量の糖になること。
トリプルベース‐かやく【トリプルベース火薬】
黒色火薬に比べて発煙量が非常に少ない無煙火薬の一。ニトロセルロースにニトログリセリン、ニトログアニジンを加えたもの。名称は、酸化剤・燃料剤として三つの基剤が用いられることに由来する。シングルベー...
どうアンモニア‐レーヨン【銅アンモニアレーヨン】
綿リンターあるいはパルプをアンモニア硫酸銅溶液、次いで水酸化ナトリウムで処理して溶かし、この溶液を紡糸口から流水中に押し出して繊維にした再生セルロース。絹に似た光沢があり、主に衣料用。キュプラ。
ナノセルロース【nanocellulose】
セルロースナノファイバー、またはこれを結晶化したセルロースナノクリスタルなど、ナノ構造のセルロースの総称。
ナノ‐ファイバー【nano fiber】
直径が1〜100ナノメートル、長さが直径の100倍以上の繊維状物質の総称。セルロースナノファイバーのほか、同条件を満たすカーボンナノファイバーなどが知られる。
なん‐ふきゅうきん【軟腐朽菌】
木材腐朽菌の一種。木材に含まれるセルロースやヘミセルロースのほか、リグニンを多く含む細胞間層を分解し、木材を軟化させるはたらきをもつ。白色腐朽菌や褐色腐朽菌が腐朽できない水分を多く含む木材を選択...