さします
[助動][さしまさ|さしまつ(さしまし)|さします|さします|○|さしませ(さしませい)]《尊敬の助動詞「させます」の音変化》上一段・上二段・下一段・下二段・カ変動詞の未然形に付く。尊敬の意を表...
させます
[助動][させまさ(させましょ)|させまし|させます|させます|させませ|させませ(させまし)]《尊敬の助動詞「さす」に動詞「おはします」の付いた「させおはします」の音変化。室町時代語》動詞の上...
さとり‐すま・す【悟り澄ます】
[動サ五(四)]すっかり悟る。悟ったふりをする。「—・した態度」
さま・す【冷ます】
[動サ五(四)] 1 熱い物の、熱を失わせる。「熱湯を—・す」 2 高まった感情や興味を衰えさせる。「興を—・す」 3 思いやりがなく冷淡である。つれなくあしらう。「あんまり—・しなんすな。おめ...
さま・す【覚ます/醒ます】
[動サ五(四)] 1 眠っている状態から意識のはっきりした状態に戻す。「目を—・す」「眠気を—・す」 2 酒の酔いをなくす。「風にあたって酔いを—・す」 3 迷っている心を正常な状態にする。迷い...
ざあま・す
[動サ特活]動詞「ざます」の音変化。「今日は寒う—・す」 [補説]活用は助動詞「ざあます」に同じ。東京山の手の上流階級の婦人が用い始めたという。
ざあます
[助動][ざあませ・ざあましよ|ざあまし|ざあます|ざあます|○|○]《丁寧の助動詞「ざます」の音変化》「ざます」に同じ。「いい事ざあますわ」 [補説]東京山の手の上流階級の婦人が用い始めたとい...
ざま・す
[動サ特活]「ある」の意の丁寧語。多く補助動詞として用いる。→ざあます「何でもよう—・す」〈人・春告鳥・初〉 [補説]活用は助動詞「ざます」に同じ。江戸後期、主として、江戸吉原で用いられた遊里語...
ざます
[助動][ざませ・ざましょ|ざまし|ざます|ざます|○|○]名詞、または名詞に準じる語に付く。丁寧に断定する意を表す。…でございます。…です。→ざあます「私(わちき)やあ、こんなおみくじは嫌ひざ...
座(ざ)を醒(さ)ま・す
一座の興をさます。座をしらけさせる。「—・さないようにそっと席を立つ」