スーパー‐プルーム【superplume】
《「スーパープリューム」とも》地球のマントルに生じる対流のうち、最下部のコアとの境界付近から地殻に向かう巨大な上昇流。地震波トモグラフィーの研究から、南太平洋やアフリカ大陸直下に直径数千キロメー...
そで‐ぐんらく【袖群落】
森林の外縁に帯状に発達する草本の群落。森林周囲の乾燥を防ぎ、マント群落とともに森林内の環境を保つ役割をもつ。
たいようのせかい【太陽の世界】
半村良の長編SF小説。雑誌「野性時代」で昭和55年(1980)1月号より連載開始。ムー大陸2000年の歴史を全80巻で描く大河ロマンとして構想されたが、平成元年(1989)刊行の18巻で中断、著...
たいりゅう‐そう【対流層】
天体の中で対流が起きている部分。地球の場合、大気循環が生じる大気圏や地質学的な時間尺度で粘性流体とみなされる地球内部のマントルに相当する。太陽などの恒星の場合、エネルギーが放射ではなく主に対流に...
だいいとく‐みょうおう【大威徳明王】
《(梵)Yamāntakaの訳》五大明王の一。本地は阿弥陀如来で、西方を守護して、人々を害する毒蛇・悪竜や怨敵(おんてき)を征服するという。頭・腕・脚が六つずつあり、剣・鋒(ほう)・輪・杵(しょ...
ダウン‐クオーク【down quark】
第1世代に属するクオークで、電荷が−1/3のもの。記号はd。6種類あるクオークの中で2番目に軽い。1964年、M=ゲルマンとG=ツワイクが提唱したクオーク模型において予言され、すでにその存在を示...
ダナエ【Danae】
ティツィアーノの絵画。カンバスに油彩。縦130センチ、横181センチ。裸で横たわるダナエのもとに、ゼウスが黄金の雨となって降り注ぐ場面を描いた作品。同じ画題の作品群の一。のちにレンブラントやク...
ちおん‐こうばい【地温勾配】
地中の温度が深さとともに上昇する割合。地表の浅いところでは、100メートルごとに1〜3ケルビン程度上昇する。一方、深度100キロメートル以深ではマントルの対流により勾配は小さく、1キロメートル毎...
ちきゅう
日本の海洋研究開発機構が建造した地球深部探査船。水深2500メートルの深海底から深度7500メートルまで地殻を掘削することができ、マントルや巨大地震発生域への到達を目指す。世界で初めてライザー掘...
ち‐きゅう【地球】
太陽系の3番目の惑星で、人類をはじめ各種生物が住む天体。太陽からの平均距離は約1.5億キロで、自転周期は23時56分4秒、公転周期は365.2564日。形はほぼ回転楕円体で、赤道半径6378キロ...