いち‐だんし【一弾指】
仏語。指を一度はじくほどの短い時間。→刹那(せつな)
いち‐ど【一度】
1 1回。いっぺん。ひとたび。「—おいでください」「一生に—の体験」 2 (副詞的に用いて)いったん。ひとたび。もし。「—食べたら忘れられない味」→一度に
いちどき‐に【一時に】
[副]一度に。いっしょに。「客が—押しかける」「—疲れが出る」
いち‐どく【一読】
[名](スル)一度読むこと。ひととおり読むこと。「—の価値がある」「応募作を—する」
いちど‐ならず【一度ならず】
[連語]一度だけでなく、何度も。たびたび。「—二度までも失敗する」
いち‐ねん【一念】
1 ひたすら心に深く思いこむこと。また、その心。「親の—が通じる」 2 ふと思うこと。「—なりとも悔ゆる心を発(おこ)すべきなり」〈発心集・五〉 3 仏語。 ㋐非常に短い時間。瞬間。「ただ今の—...
いちねん‐おうじょう【一念往生】
1 臨終のときに一度だけ阿弥陀仏を念ずれば、極楽に往生するということ。 2 浄土真宗で、阿弥陀仏の名号を唱えていれば極楽に往生できるということ。
いちねん‐ごひゃくしょう【一念五百生】
仏語。ただ一度妄想を心に抱いただけで、五百回も生死を重ねる輪廻(りんね)の報いを受けること。
いち‐めん【一面】
1 物体の一つの面。 2 物事のある一つの側面。ある観点。副詞的にも用いる。「—の真理」「勤勉である—、多趣味の持ち主」「こわそうにみえて、—とてもやさしい」 3 辺り一帯。ある場所全体。「—の...
いち‐めんしき【一面識】
一度だけ会って少しは知っていること。また、その間柄。「—もない人」