せき‐いつ【尺一】
1 1尺1寸(約33.3センチ)。しゃくいち。 2 《中国上代に詔書を写すのに1尺1寸の長さの板を用いたことから》詔書。みことのり。
せき‐はじめ【関一】
[1873〜1935]社会政策学者・都市行政家。静岡の生まれ。東京高等商業学校教授、大阪市長、貴族院議員などを歴任。社会政策を研究したが、招かれて大阪市助役・市長を務め、大阪港整備、市営住宅・公...
せん‐いち【専一】
⇒せんいつ(専一)
せん‐いつ【専一】
1 他を顧みないで、ある物事だけに力を注ぐこと。せんいち。「—に学問に励む」「御自愛—に」 2 第一。また、随一。「個人の義務は相手に愉快を与えるが—と思う」〈漱石・虞美人草〉
せん‐いつ【選一】
二つ以上のものの中から一つを選ぶこと。択一(たくいつ)。
ぜん‐いつ【全一】
[名・形動]完全に一つにまとまっていること。また、そのさま。「—な人格」
そうそう‐ふいつ【草草不一】
手紙の末尾に添えて、走り書きで十分思いを尽くしていないという意を表す語。
そくひ‐にょいち【即非如一】
[1616〜1671]江戸前期の黄檗(おうばく)宗の僧。明の福清県(福建省)の人。師の隠元に続いて来日し、長崎崇福寺・宇治黄檗山に住した。小倉の福聚寺の開山。黄檗三筆の一人。
たい‐いつ【太一/泰一/太乙】
1 中国の古代思想で、天地・万物の生じる根源。宇宙の本体。 2 天を主宰する神の名。北極星の神格化されたもので、古代中国、特に漢代に崇拝された。 3 「太一星」に同じ。
たかい‐ゆういち【高井有一】
[1932〜2016]小説家。東京の生まれ。本名、田口哲郎。共同通信社勤務のかたわら、立原正秋(たちはらまさあき)らと同人誌「犀(さい)」を創刊。「北の河」で芥川賞受賞。他に「この国の空」「夜の...