たかはし‐ゆいち【高橋由一】
[1828〜1894]洋画家。江戸の生まれ。初め川上冬崖(かわかみとうがい)、のちワーグマンに師事。明治6年(1873)私塾、天絵楼(てんかいろう)を創立。油彩による写実を追求。作「花魁(おいら...
たかばやし‐よういち【高林陽一】
[1931〜2012]映画監督。京都の生まれ。学生時代から8ミリ・16ミリの映画を制作、海外で評価されたのち、国内でも注目される。暗い情念にエロスをにじませた作品が人気を呼ぶ。代表作「すばらしい...
たき‐せいいち【滝精一】
[1873〜1945]美術史家。東京の生まれ。号、拙庵。和亭の子。日本美術史学の育成に尽力。また、美術雑誌「国華」の主幹を務めた。
たく‐いつ【択一】
二つ以上のものの中から一つを選ぶこと。「二者—」
たなか‐ぎいち【田中義一】
[1864〜1929]軍人・政治家。陸軍大将。山口の生まれ。原内閣の陸相として軍備拡張に尽力し、シベリア出兵を遂行。立憲政友会総裁を経て、昭和2年(1927)組閣。治安維持法改悪、共産党弾圧を行...
たなか‐こういち【田中耕一】
[1959〜 ]技術者・生化学者。富山の生まれ。たんぱく質など生体高分子の質量分析法を開発し、平成14年(2002)ノーベル化学賞を受賞。博士などの学位をもたない一般会社員の受賞として話題になっ...
たにがわ‐けんいち【谷川健一】
[1921〜2013]民俗学者。熊本の生まれ。平凡社の雑誌「太陽」の初代編集長を務めた後、柳田国男や折口信夫の影響を受け研究を重ね、日本人の死生観や世界観を探求した。昭和56年(1981)日本地...
たにむら‐ともいち【谷村友一】
[1927〜2002]野球の審判員。米国の生まれ。学生野球や社会人野球の審判として活躍の後、日本プロ野球の審判に転身。多くの重要な試合で審判を務め、3026試合に出場。後年は後進の育成に尽力した。
たぶち‐こういち【田淵幸一】
[1946〜 ]プロ野球選手・監督。東京の生まれ。昭和43年(1968)阪神タイガースに入団。1年目から強打の捕手として活躍し、捕手としては日本プロ野球史上初となる新人王を受賞。昭和50年(19...
たむら‐りゅういち【田村隆一】
[1923〜1998]詩人。東京の生まれ。第二次大戦後、鮎川信夫らと「荒地」を創刊。戦後詩の旗手として活躍。「言葉のない世界」で高村光太郎賞、「詩集1946〜1976」で無限賞、「奴隷の歓び」で...