くろ‐はちじょう【黒八丈】
黒色で、織り目を横に高くした絹織物。半襟・袖口などに用いる。初め、八丈島で織ったのでこの名がある。東京都あきる野市五日市の特産。黒八。
こいむすめむかしはちじょう【恋娘昔八丈】
浄瑠璃。世話物。五段。松貫四・吉田角丸合作。安永4年(1775)江戸外記座初演。材木商白子屋の娘お熊が婿を殺害した罪で鈴ヶ森で処刑された事件を、お家騒動にからめて城木屋の娘お駒と髪結い才三郎と...
こうえん‐ばんじょう【光炎万丈】
《韓愈「調張籍」から》光り輝く炎が高くたちのぼること。また、詩文などが勢いがあることのたとえ。
こうじん‐ばんじょう【黄塵万丈】
[形動][文][ナリ]黄色の土ぼこりが風に乗って空高く立ち上るさま。「—にかすむ大地」
こころ‐の‐たけ【心の丈】
思うことのすべて。心の深さ。思っている愛情の深さ。「—を打ち明ける」
こし‐たけ【腰丈】
腰までの高さ。腰までの長さ。
これ‐だけ【此れ丈/是丈】
(副詞的にも用いる) 1 特定の、この物事。このことだけ。このものだけ。「—は忘れるな」「二冊のうち—読んだ」 2 この程度・分量・範囲。これくらい。これほど。「—の費用がかかる」「することが—...
シャネル‐たけ【シャネル丈】
⇒シャネルレングス
しょくぜん‐ほうじょう【食前方丈】
《「孟子」尽心下から》食事をするとき、ごちそうを膳(ぜん)の前に1丈四方いっぱいに並べること。きわめてぜいたくな食事。
じょう【丈】
[名] 1 尺貫法の長さの単位。10尺。1丈は、曲尺(かねじゃく)で約3.03メートル、鯨尺で約3.79メートル。 2 たけ。長さ。「—の短い反物」 3 「杖(じょう)2」に同じ。 [接尾]...