じゅん‐こうこく【準抗告】
1 刑事訴訟法上、裁判官が行った一定の裁判、または検察官などの行った一定の処分に対して、不服のある者が申し立てる取り消しまたは変更の請求。 2 民事訴訟法上、受命裁判官または受託裁判官の裁判に不...
じょう‐がん【情願】
1 実情を述べて願い出ること。嘆願。「空しく後日の冀望(きぼう)を大にして今日の—を失するが如し」〈織田訳・花柳春話〉 2 監獄の在監者が、処遇に関して不服のある場合に、事情を述べて救済を願い出...
じょうこく‐しゅいしょ【上告趣意書】
刑事訴訟で高等裁判所の判決に不服があり、上告の申し立てをする際に、その理由を明示して最高裁判所に提出する書面。→上告理由書
じょうこく‐りゆうしょ【上告理由書】
民事訴訟で控訴審の判決に不服があり上告する際、上告状に上告理由を記載しなかった場合に、所定の期日以内に上告理由を記載して原裁判所(控訴審裁判所)に提出する書面。→上告趣意書
じょう‐そ【上訴】
[名](スル) 1 上の者に訴えること。 2 未確定の裁判について上級裁判所にその再審理を求める不服申し立て方法。控訴・上告・抗告の3種類がある。これによって裁判の確定が妨げられ、事件は上級審に...
じょうほうこうかいこじんじょうほうほご‐しんさかい【情報公開・個人情報保護審査会】
行政機関や独立行政法人等による情報公開や個人情報保護に関する決定や不作為に対する不服の申し立てについて調査審議する、総務省に設置された組織。国会の同意を得て内閣総理大臣が任命した法曹関係者・行政...
せいしき‐さいばん【正式裁判】
略式命令または即決裁判を受けた被告人や検察官が不服を申し立てたときに行われる、通常の公判手続きによる裁判。
そ‐がん【訴願】
[名](スル) 1 うったえねがうこと。 2 違法または不当な行政処分につき、特定の行政庁に対してその再審査を請求すること。昭和37年(1962)行政不服審査法の制定により廃止。
そくじ‐こうこく【即時抗告】
民事・刑事の訴訟で、裁判所の決定に対して一定の期間内(民事訴訟では7日、刑事訴訟では3日)にすることを要する不服申し立て。原則として執行停止の効力をもつ。
ちてきざいさん‐こうとうさいばんしょ【知的財産高等裁判所】
知的財産についての訴訟を専門的に扱う裁判所。特許庁の下した審決に対する不服申し立ての第一審、特許権・実用新案権・著作権などの民事訴訟の控訴などを担当する。昭和25年(1950)設置の東京高等裁判...