アクセプター【acceptor】
半導体の結晶に混ぜられる、原子価のより小さい不純物。新しいエネルギー準位をつくり、半導体の電気伝導率を増加させる。
あく‐ひき【灰汁引き】
卵白を使って砂糖蜜やスープの不純物を除くこと。
アスファルト‐こか【アスファルト固化】
原子力発電所や核燃料再処理で発生する放射性廃棄物を、アスファルトで固形化すること。放射能を帯びた不純物をはじめとする低レベル放射性廃棄物をアスファルトと混合し、ドラム缶に注入する。
イエローケーキ【yellowcake】
ウラン鉱石を精錬して得られる、不純物の多いウランの粉末。黄色で、約70パーセントのウラン成分が含まれている。
イオン‐ビーム【ion beam】
原子から取り出したイオンを高速加速して得られる光線状の流れ。固体に当てると内部にイオンがもぐりこむのを利用して、半導体への不純物注入や集積回路の作製、金属の表面加工などに用いられる。
ウラン‐せいこう【ウラン精鉱】
ウラン鉱石を精錬して得られる、不純物の多いウランの粉末。原子力産業の分野ではイエローケーキと呼ばれることが多い。
エサキ‐ダイオード【Esaki diode】
電圧を増していくと電流が減るという負性抵抗をもつダイオード。不純物濃度の高い半導体のpn接合を用いて、接合面でのトンネル効果によって負性抵抗特性を示す。江崎玲於奈が発明。トンネルダイオード。
エヌがた‐はんどうたい【n型半導体】
不純物を入れて、負電荷をもつ電子によって電気伝導が起こるようにした半導体。ふつうシリコン・ゲルマニウムに微量の燐(りん)・砒素(ひそ)・アンチモンなどを加えて作る。→p型半導体
かい‐もう【開毛】
毛糸紡績・紡毛紡績工程の一。洗毛工程の次に、獣毛から不純物を取り除き、もつれをほぐす作業。
カリ‐ガラス
《(和)kali(オランダ)+glas(オランダ)》ナトリウムよりもカリウムを多く含有するソーダガラス。屈折率が増し、不純物による着色がないので、クリスタルガラス・光学ガラス・理化学用ガラスなど...