しゃ‐かい【社会】
《英語 society の訳語として「社会」を当てたのは、明治初期の福地桜痴(源一郎)である》 1 人間の共同生活の総称。また、広く、人間の集団としての営みや組織的な営みをいう。「—に奉仕する」...
しゃよう‐ぞく【斜陽族】
第二次大戦後、世の中の急激な変化によって没落した上流階級の人々。没落階級。 [補説]太宰治の小説「斜陽」から生まれた語。
すら
[副助]名詞、活用語の連体形、副詞、助詞などに付く。 1 極端な事を例としてあげ、他を類推させる意を表す。さえ。でも。…でさえ。「子供で—計算できる」「手紙—満足に書けない」「言(こと)問はぬ木...
しょ【処〔處〕】
[音]ショ(漢) [訓]おる おく ところ [学習漢字]6年 1 ある場所に身をおく。おる。「処世」 2 世の中に出ないで家にいる。「処士・処女/出処」 3 物事をしかるべく取りさばく。「処刑・...
しょう【升】
[常用漢字] [音]ショウ(呉)(漢) [訓]ます のぼる 〈ショウ〉 1 容量の単位。10合。「一升」 2 のぼる。「升堂」 3 穀物が実る。転じて、世の中がよく治まる。「升平」 [補説]2...
しょう【昇】
[常用漢字] [音]ショウ(呉)(漢) [訓]のぼる 1 上にあがって行く。「昇降・昇天・昇竜/上昇」 2 上の官位・等級に進む。「昇格・昇級・昇給・昇進・昇段・昇任」 3 世の中がよく治まる。...
しょう【昭】
[音]ショウ(セウ)(呉)(漢) [学習漢字]3年 1 明るく照らすさま。明らか。明らかにする。「昭昭・昭然」 2 世の中が明るく治まる。「昭代」 [名のり]あき・あきら・いか・てる・はる
正直者(しょうじきもの)が馬鹿(ばか)を見(み)る
悪賢い者がずるく立ち回って得をするのに反し、正直な者はかえってひどい目にあう。世の中が乱れて、正しい事がなかなか通らないことをいう。正直者が損をする。
しょう‐だい【昭代】
よく治まっていて、栄えている世の中。太平の世。めでたい世。「明治の—に生れて来たのは誰だろう」〈漱石・吾輩は猫である〉
しょう‐へい【昇平/升平】
世の中が平和でよく治まっていること。「—の世」