しゅ‐せん【酒仙】
世俗の事にとらわれず、酒をこの上なく好み楽しむ人。また、酒に非常に強い人。
しゅっ‐け【出家】
[名](スル)世俗の生活を捨て、僧となって仏道を修行すること。また、その人。「俗世を厭い—する」⇔在家(ざいけ)。
しゅつ‐ろ【出廬】
[名](スル)引退して世俗を離れていた人が、再び官職などに就くこと。「足下(そこ)は既に孔明—の年配に達しおる」〈魯庵・社会百面相〉
しん‐そう【深窓】
家の奥深い部屋の窓。家の奥深い所。多く、上流階級の女性の、世俗から隔離された環境をいう。「—の令嬢」
しん‐ぞく【真俗】
1 仏語。仏の絶対平等の真理と、世間一般の差別的な真理。 2 仏の教えと世俗の教え。出世間(しゅっせけん)と世間。「—につけて、必ず果たし遂げんと思はん事は」〈徒然・一五五〉 3 出家と在家。僧...
じゅうぶんのいち‐ぜい【十分の一税】
中世のヨーロッパで、教会がその教区の農民から収穫物の10分の1を徴収した税。のちには世俗領主も取り立てるようになった。
じょう‐よく【情欲/情慾】
1 性的な満足を得るための、肉体的な欲望。色情。色欲。「—をそそる」 2 だれもがもっている世俗的な欲望。「痛きものを遠ざけ甘きものを取るは人の—なり」〈福沢・学問のすゝめ〉
じん‐えん【塵縁】
俗世間のわずらわしい関係。世俗とのつながり。
じん‐こう【塵垢】
1 ちりとあか。よごれ。 2 世俗の事柄。わずらわしい俗事。「—にまみれる」
せい‐いつ【清逸】
清らかで、世俗的でないこと。