こぶし‐がに【拳蟹】
十脚目コブシガニ科のカニ。砂泥底にすむ。甲幅約3センチ。甲は半球形で、淡赤色に黄色の斑点が並ぶ。東京湾以南に分布。
こぼ・つ【毀つ】
[動タ五(四)]《古くは「こほつ」》 1 こわす。破壊する。「その形の美しさはまだ決して—・たれてはいなかった」〈三島・美徳のよろめき〉 2 そりとる。けずる。「並ぶ頭の…片端剃(そ)るやら—・...
こ‐みかんそう【小蜜柑草】
コミカンソウ科の一年草。暖地の畑地に生え、高さ10〜30センチ。葉は小さく、2列に互生して並ぶ。夏から秋、赤褐色の小さな雄花と雌花とをつけ、赤褐色で扁球形の実を結ぶ。きつねのちゃぶくろ。
ころも‐で【衣手】
[名]《衣服の手の意から》着物の袖。たもと。多く、和歌に用いる。「妹とありし時はあれども別れては—寒きものにそありける」〈万・三五九一〉 [枕] 1 衣手をひたす意から、「ひたち」にかかる。...
コロンビア‐さんみゃく【コロンビア山脈】
《Columbia Mountains》カナダ、ブリティッシュコロンビア州南東部の山脈。カナディアンロッキーに並行して南北に連なり、西からモナシー山脈、セルカーク山脈、パーセル山脈、カリブー山脈...
こんごうちょう‐ぎょう【金剛頂経】
大乗経典。不空訳「金剛頂一切如来真実摂大乗現証三昧大教王経」3巻、金剛智(こんごうち)訳「金剛頂瑜伽中略出念誦(ねんじゅ)経」4巻のほか施護(せご)訳がある。「大日経」と並ぶ真言密教の根本経典で...
コントーアハウス【Kontorhaus】
ドイツ北部の都市ハンブルクの一地区。19世紀後半から20世紀初頭にかけて形成されたオフィス街。表現主義建築と北ドイツの伝統的な様式が融合した街並みで知られ、外装に煉瓦(れんが)を用いたビルが立ち...
コンポン‐プルック【Kampong Phluk】
カンボジアのトンレサップ湖にある村。シェムリアップの南東約15キロメートル、北西岸に位置する。雨季の増水に備え、高さ数メートルの高床式の水上家屋が並ぶ。ロリュオスの遺跡群に近く、湖の観光拠点とし...
コーズウエー‐かいがん【コーズウエー海岸】
《Causeway Coast》英国、北アイルランド北端の海岸。約8キロメートルにわたって玄武岩の柱状節理が並ぶジャイアンツコーズウエーがある。ポートラッシュ、ブッシュミルズ、バラントイなどの町...
コーレンレイ【Korenlei】
《穀物河岸の意》ベルギー北西部、東フランドル州の都市ヘントの中心部を流れるレイエ川西岸の地区。ギルドハウスをはじめ、歴史的建造物が並ぶ。対岸はグラスレイ。