アルマンド【(フランス)allemande】
16世紀中頃にあらわれた舞曲。中庸な速度の4分の4拍子で短いアウフタクトで開始する。
おうてんもん‐の‐へん【応天門の変】
貞観8年(866)応天門の炎上をめぐる事件。大納言伴善男(とものよしお)は左大臣源信(みなもとのまこと)の仕業と唱えて処罰を主張したが、藤原良房らによってかえって善男の子中庸(なかつね)の放火と...
隠(かく)れたるより見(あらわ)るるはなし
《「礼記」中庸から》 1 人に隠れて悪事をして、だれも知らないと思うのは誤りで、自分が知っているのだから、これ以上明らかなことはない。 2 秘密はかえって世間に知られやすい。隠すより現る。
がく‐よう【学庸】
中国の古典「大学」と「中庸」とを合わせていう語。
けんけん‐ふくよう【拳拳服膺】
[名](スル)《「礼記」中庸から。「服膺」は胸につけて離さない意》心に銘記し、常に忘れないでいること。「父親のその遺言を—し」〈梅崎・砂時計〉
さん‐たっとく【三達徳】
《「礼記」中庸から》時代や身分を超えて、どんな場合にも通じる三つの徳。智・仁・勇をさす。
さん‐とく【三徳】
1 人、または君主として守るべき三つの徳目。「中庸」で説かれた、智・仁・勇など。 2 仏語。 ㋐仏果にそなわる三つの徳。衆生に恵みを与える恩徳、煩悩(ぼんのう)を断ち切る断徳、智慧をもって平等に...
ししし【子思子】
中国の思想書。 もと23編であったが散逸。戦国時代の子思著。「中庸」はその残存部分といわれる。
1巻。宋の汪晫(おうたく)編。「中庸」その他の古典から、子思の言行を集録し、内編・外編に分けたもの。
し‐しょ【四書】
「大学」「中庸」「論語」「孟子」の4部の書。五経と並んで儒学の基本となる書。
せいち‐あんこう【生知安行】
《「礼記」中庸から》生まれながらに物事の道理に通じ、安んじてこれを実行すること。