ていじょう‐うちゅうろん【定常宇宙論】
宇宙の基本的な構造は時間的に変化しないという説。1948年にヘルマン=ボンディ、トーマス=ゴールド、フレッド=ホイルにより提唱。エドウィン=ハッブルが銀河の後退速度の観測から導いた膨張宇宙説を説...
てい‐だい【提題】
論証によって真偽が確定されるべき命題。主張。定立。テーゼ。論題。
てがた‐こうべん【手形抗弁】
手形上の請求を受けた者が、その請求を拒否するために主張しうる事由。
て‐こそ
[連語]《接続助詞「て」+係助詞「こそ」》 1 文中に用いて「て」の受ける部分を強調する。文語文では「こそ」のかかっていく述語を已然形で結ぶ。「義務を遂行し—、権利を主張できる」「身を捨て—浮か...
てんぷじんけん‐ろん【天賦人権論】
人間は生まれながらにして自由・平等であり、幸福を追求する権利があるという思想。ルソーやミルをはじめとするフランスやイギリスの啓蒙思想家あるいは自然法学者らによって主張された。明治維新後、日本に紹...
デモンストレーション【demonstration】
1 抗議や要求の主張を掲げて集会や行進を行い、団結の威力を示すこと。示威運動。デモ。 2 宣伝のために実演すること。 3 競技大会で、正式の競技種目以外に公開される競技・演技。公開演技。
でんとう‐しゅぎ【伝統主義】
1 伝統を重んじる態度、立場。 2 啓蒙(けいもう)主義への反動として、19世紀初頭にフランスに現れたカトリック的立場。真理は正しく受け継がれた宗教的伝統の中においてのみ発見されると主張。代表者...
とう【党】
1 利害や目的などの共通性によって結びついた集団。仲間。「—をなす」 2 政治的な主張を一にする人々の団体。政党。「—の方針」 3 中世における武士の集団。平安後期以降、血縁的武士団が発達し、の...
とう‐い【当為】
《(ドイツ)Sollen》哲学で、まさになすべきこと、まさにあるべきこと。あること(存在)、あらざるをえないこと(自然必然性)に対する。カント倫理学では、端的に善なる行為そのものを命令する当為(...
とういつ‐かがく【統一科学】
《(ドイツ)Einheitswissenschaft》論理実証主義の立場から、物理学を基礎にして諸科学を一貫した体系に統一しようという主張。また、その運動。ウィーン学団のカルナップ・ノイラートら...