じょうぶつ‐とくだつ【成仏得脱】
仏道修行の結果悟ることができて、煩悩(ぼんのう)から脱すること。また、死んでこの世の苦しみから解放されること。
じん‐しん【深心】
仏語。 1 ひたすら仏道を求めようとする心。深く仏に帰依(きえ)する心。 2 三心の一。阿弥陀仏の本願の救いを深く信じ求める心。
すい‐じょう【水定】
仏道修行者が、海や川に身を投げて死ぬこと。→火定(かじょう) →土定(どじょう)
ずだ【頭陀/杜多】
《(梵)dhūtaの音写》仏語。 1 衣食住に対する欲望を払いのけること。転じて、あらゆる煩悩(ぼんのう)を払い去って仏道を求めること。また、そのための修行。 2 僧が修行のために托鉢(たくはつ...
ぜん‐しん【善心】
1 人の道にかなったよい心。良心に恥じない心。 2 仏語。仏道に入り、精進する心。また、清浄な慈悲の心。
ぜん‐ちしき【善知識/善智識】
《「ぜんぢしき」とも》 1 仏語。人々を仏の道へ誘い導く人。特に、高徳の僧のこと。真宗では門弟が法主(ほっす)を、禅宗では参学の者が師家(しけ)をいう。⇔悪知識。 2 人を仏道へ導く機縁となるも...
ぜん‐りょ【禅侶】
1 禅宗の僧。禅僧。 2 禅定(ぜんじょう)を修する者。仏道修行者。僧侶。出家。
ぜんりん‐じ【禅林寺】
京都市左京区にある浄土宗西山禅林寺派の総本山。山号は聖衆来迎山。開創は斉衡2年(855)、開山は空海の弟子真紹。以来真言道場であったが、承暦年間(1077〜1081)に永観が入寺して念仏道場とな...
そう【僧】
1 《(梵)saṃghaの音写「僧伽(そうぎゃ)」の略》 ㋐仏道を修行する人の集団。三宝の一。 ㋑仏道を修行する人。比丘(びく)。出家。法師。僧侶(そうりょ)。 2 ある宗教に属し、修行や伝道を...
そうぎゃ【僧伽】
《(梵)saṃghaの音写。集団・会合の意》仏道修行をする僧の集団。広く在家を含めた集団をいうこともある。