たり
[接助]《文語の完了の助動詞「たり」から》用言、一部の助動詞の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞に付く場合は「だり」となる。 1 ㋐動作や状態を並列して述べる。「泣い—笑っ—する」「と...
だ
[助動][だろ|だっ・で|だ|(な)|なら|○]《連語「である」の音変化形「であ」がさらに音変化したもの》名詞、準体助詞「の」などに付く。 1 断定する意を表す。「今日は子供の誕生日だ」「学生は...
だ
[助動]助動詞「た」が動詞連用形撥音便、およびイ音便に付く場合の音変化。「読んだ」「呼んだ」「泳いだ」→た[助動]
だけ
[副助]名詞、活用語の連体形、一部の助詞に付く。 1 分量・程度・限度を表す。…ほど。…くらい。…かぎり。「走れる—走ってみよう」「どれ—の人が苦しんでいるか」 2 範囲を限定する意を表す。…ば...
だって
[接助]《接続助詞「たって」が、ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞の連用形に付く場合の形》「たって」に同じ。「ここなら泳い—かまわない」 [係助]《断定の助動詞「だ」に係助詞「とて」の付いた「だ...
だに
[副助]名詞、活用語の連体形・連用形、副詞、助詞に付く。 1 仮定・意志・願望・命令などの表現を下に伴って、取り上げた事柄が最小限であることを強く示す。せめて…だけでも。「ここに心にもあらでかく...
だの
[並助]体言や用言の終止形などに付く。全体の中からいくつかの事柄を同列に並べあげる意を表す。「出張—会議—と毎日忙しい」「好き—嫌い—とわがままばかり言う」
だらけ
[接尾]名詞に付く。 1 それのために汚れたり、それが一面に広がったりしているさまを表す。「血—」「どろ—」 2 それがたくさんあるという意を表す。「傷—」「間違い—」「借金—」
だん‐ちょう【団長】
団と名の付く集団を統率・代表する人。「訪日団の—」
ち【父】
上代、男子を敬っていった語。「おほぢ(祖父)」のように他の語の下に付く場合は連濁のため「ぢ」となることがある。「甘(うま)らに聞こし以ち食(を)せ、まろが—」〈記・中・歌謡〉