しんじょう‐さい【新嘗祭】
天皇が新穀を天神地祇(ちぎ)に供え、みずからもそれを食する祭儀。古くは陰暦11月の中の卯(う)の日、明治6年(1873)以降は11月23日と定めて祭日としたが、昭和23年(1948)からは「勤労...
しんせいローマ‐ていこく【神聖ローマ帝国】
《(ドイツ)Heiliges Römisches Reich Deutscher Nation》962年、オットー1世がローマ教皇の手で戴冠してから、1806年、ナポレオンに敗れたフランツ2世が...
しん‐せかい【新世界】
1 大航海時代以降にヨーロッパ人が新しく発見した、南北アメリカやオセアニアなどの地域をいう。特に、アメリカをさしていうこともある。⇔旧世界。 2 新しく生活したり活動したりする場所。新天地。 [...
しん‐せん【新銭】
1 新たに鋳造・発行された銭。 2 室町末期以降、中国の銭を模して日本で鋳造した悪質の貨幣。 3 寛永通宝のこと。「—二百貫調へ、空尻(からじり)馬に付けて」〈浮・永代蔵・四〉
しんせんつくばしゅう【新撰菟玖波集】
室町後期の準勅撰連歌集。20巻。宗祇(そうぎ)らの撰。明応4年(1495)成立。永享(1429〜1441)以降の約60年間の作品約2050句を収録。代表歌人は心敬・宗砌(そうぜい)・専順など。新...
しんぜん‐けっこん【神前結婚】
神前で結婚式を行うこと。また、その結婚式。明治中期以降に行われるようになった。
しん‐たいりく【新大陸】
大航海時代以降にヨーロッパ人が新しく発見した、南北アメリカ大陸およびオーストラリア大陸をいう。特に、アメリカ大陸をさしていうこともある。⇔旧大陸。
しんたく‐とうち【信託統治】
国際連合の監督下に、信託を受けた国(施政権者)が一定の非自治地域で行う統治。→信託統治理事会 [補説]信託統治地域には、国際連盟の委任統治下にあったもの、第二次大戦の敗戦国から分離されたもの、領...
しんたくとうち‐りじかい【信託統治理事会】
国際連合の主要機関の一。国連総会のもとに置かれ、信託統治の監督に当たる。1994年、最後の信託統治地域パラオが独立したため、任務はほぼ終了。以降は必要のある時にのみ会議を開くことになっている。国...
しん‐ちゅう【新注/新註】
1 新しい注釈。⇔古注。 2 中国で、経書類に付された注釈のうち、宋代以降になされたもの。⇔古注。