こっ‐ぽう【骨法】
1 骨組み。骨格。 2 根本となる規定。また、基礎となる枠組み。「最新技術の—を将来する」 3 芸道などの急所となる心得。こつ。「師の芸の—を会得する」 4 礼儀や故実の作法。「礼儀—弁(わきま...
ごく‐い【極意】
学問や技芸などで、核心となる大切な事柄。奥義。「—を授かる」「—を会得する」
ご‐とく【悟得】
[名](スル)悟りを開いて真理を会得すること。「一新理を—するものあれば」〈村田文夫・西洋聞見録〉
ご‐どう【悟道】
仏語。仏道の真理を悟ること。悟りを開いて道理を会得すること。
さい‐しゃく【細嚼】
[名](スル) 1 細かくかみくだくこと。 2 よく考えて、その意味・内容を十分理解すること。「いまだ趣向を構えざるまえに十分これを—して会得しつくす」〈逍遥・小説神髄〉
さとり【悟り/覚り】
1 物事の真の意味を知ること。理解。また、感づくこと。察知。「—が早い」 2 仏語。迷妄を払い去って生死を超えた永遠の真理を会得すること。「—の境地に達する」
悟(さと)りを開(ひら)・く
心の迷いが解けて、真理を会得する。開悟する。「厳しい修行の末に—・く」
さと・る【悟る/覚る】
[動ラ五(四)] 1 物事の真の意味を知る。はっきりと理解する。「芸の神髄を—・る」 2 隠されているもの、また自分の運命などについて、それと気づく。感づく。察知する。「危険を—・る」「言外の意...
さん‐とう【三到】
《朱熹「訓学斎規」から》読書に必要な三つの事柄。心と目と口を十分に働かせて読むこと。心を集中し、目でよく見、口で朗読すれば内容が会得できるということ。読書三到。
し‐かん【止観】
1 天台宗で、禅定(ぜんじょう)により心の動揺を払って一つの対象に集中し、正しい智慧を起こして仏法を会得すること。 2 天台宗の異称。 3 「摩訶(まか)止観」の略。