ペーシング【pacing】
《「速度を整える」の意》会話で、相手の話の速度、声の大きさ、表情などに合わせて話すこと。
ほうぶつしゅう【宝物集】
平安末期の仏教説話集。1巻・2巻・3巻・7巻の諸本が伝わる。平康頼著。治承年間(1177〜1181)ごろ成立。嵯峨の釈迦堂での会話の聞き書きの形式をとり、多くの説話を例に引きながら仏法を説いたもの。
ぼう‐そうおん【暴騒音】
会話が困難になるほどの騒音。特に、各都府県の条例で規制される、拡声器を用いた著しい騒音についていう。 [補説]条例では多く、音の発生源から10メートル以上離れた地点で85デシベルを超えている場合...
まい・る【参る】
[動ラ五(四)]《上一段活用動詞「まいる」に「い(入)る」の付いた「まいいる」の音変化で、貴人のもとに参入する意が原義》 1 「行く」の謙譲語で、行く先方を敬う。 ㋐神仏に詣でる。参詣する。...
まか・ず【罷出】
[動ダ下二]《「まかりいず」の音変化》 1 貴人の所や貴所から退出する。⇔参る。「藤壺の宮、なやみ給ふことありて—・で給へり」〈源・若紫〉 2 会話に用いて、話し手の「出る」動作を、聞き手に対し...
まかり‐い・ず【罷り出づ】
[動ダ下二]「い(出)ず」の謙譲語で、上位者の許しを得て出る意が原義。 1 貴所や貴人などの所から引き下がる。退出する。「梅壺より雨にぬれて、人の—・づるを見て」〈伊勢・一二一〉 2 会話に用い...
間(ま)が持(も)て◦ない
1 時間をもてあましてどうしたらよいかわからない。「待ち時間が長すぎて—◦ない」 2 途切れがちの会話などを、うまくつなぐことができない。「無口な相手で—◦ない」 [補説]文化庁が発表した平成2...
ましょ◦う
[連語]《丁寧の助動詞「ます」の未然形+推量の助動詞「う」》 1 推量の意を丁寧に表す。「東京地方は午後から雨となり—◦う」 2 勧誘の意を丁寧に表す。「一緒に行き—◦う」「みなさん静かにし—◦...
まる【丸/円】
《「まろ」の音変化》 [名] 1 まるい形。円形。また、球形。「該当する項目を—で囲む」 2 答案などに正解または合格・優良の評価の意味でつけるまるい印。「正しい答えに—をつける」「図画で三重...
まる‐ぎこえ【丸聞こえ】
そばにいる人に、すべて聞こえていること。聞かせるつもりのない音や話し声などが、筒抜けであるさま。「部屋での会話が、廊下に—だ」