してい‐でんせんびょう【指定伝染病】
伝染病予防法により、法定伝染病に準じ、必要に応じて厚生大臣が指定した伝染病。平成11年(1999)感染症予防法施行により廃止。
しょうがい‐とくやく【傷害特約】
生命保険における特約の一。不慮の事故により事故の日から180日以内に死亡した場合や、一定の指定伝染病により死亡した場合、保険金が上乗せして支払われる。また、不慮の事故により所定の身体障害状態にな...
しょうこう‐ねつ【猩紅熱】
溶血性連鎖球菌によって起こる感染症。のどが痛み、急に高熱を出し、全身に発疹が現れる。小児に多く、治療にはペニシリンが有効。以前は、法定伝染病・学校伝染病の一つであったが、ペニシリンで治療すれば軽...
しょう‐れい【瘴癘】
特殊の気候や風土によって起こる伝染性の熱病。マラリアなど。「—の地」
しょ‐かんせん【初感染】
伝染性の病原体に初めて感染すること。二次感染に対していう。初感。
しょくぶつ‐びょう【植物病】
植物の病気。伝染病はウイルス・細菌・真菌・線虫など、非伝染病は水分や日照、遺伝的要因によって引き起こされる。
しん‐かんせんしょう【新感染症】
感染症予防法による感染症の分類の一。人から人に伝染し、すでに知られている感染性の疾病とは病状や治療の結果が異なり、病状の程度が重篤で、蔓延(まんえん)することで国民の生命及び健康に重大な影響を与...
シー‐エス‐エフ【CSF】
ブタやイノシシが感染するウイルス性の伝染病。伝染性が強く、致死率も高い。家畜伝染病の一で、治療法はないが、ワクチンで予防できる。人には感染しない。豚熱(ぶたねつ)。豚(とん)コレラ。→CSFウイ...
ジステンパー【distemper】
《「ディステンパー」とも》イヌ科やイタチ科の動物がかかる急性伝染病。幼犬に多く、病原体はウイルス。高熱、粘膜の炎症、下痢、肺炎などの症状がある。犬ジステンパー。
じぞくてき‐ようしょくせいさんかくほほう【持続的養殖生産確保法】
養殖漁場を改善し、水産動植物の伝染病の蔓延を防止することを目的とした法律。平成11年(1999)施行。特定疾病として、コイヘルペスウイルス病、急性肝膵臓壊死症(AHPND)などを指定。