こうまくがい‐けっしゅ【硬膜外血腫】
頭蓋骨と硬膜の間で出血が起こり、血液が貯留した状態。頭蓋骨の骨折を伴う場合が多い。受傷直後に発症する急性硬膜外血腫が多いが、数週間から数か月後に症状が現れる慢性硬膜外血腫などもある。 [補説]硬...
こうりゅう‐じば【交流磁場】
周期的変化を伴う磁場。誘導加熱による調理器などで利用される。
こうれいしゃ‐こうしゅう【高齢者講習】
70歳以上の人が自動車の運転免許証を更新する際に受ける講習。講義・運転適性検査・実車講習を通して、加齢に伴う身体機能の変化を自覚してもらい、必要な助言・指導を行う。 [補説]75歳以上の人は、高...
こうわか‐まい【幸若舞】
室町時代に流行した、曲舞(くせまい)系統の簡単な舞を伴う語り物。南北朝時代の武将桃井直常(もものいなおつね)の孫、幸若丸直詮が始めたと伝える。題材は軍記物が多く、戦国武将が愛好した。現在は福岡県...
こく‐せつ【克雪】
降雪、積雪に伴う被害や問題を克服すること。主に、豪雪地帯での雪対策の語として用いられる。→親雪 →利雪
こころ‐ど【心利】
《「ど」は形容詞「と(利)し」の語幹という》心に気力が満ちていること。しっかりした心。気合。「遠長く仕へむものと思へりし君しまさねば—もなし」〈万・四五七〉 [補説]一説に「ど」は所の意とする。...
こじょう‐れっとう【弧状列島】
大陸と大洋との境に位置し、弧状に配列する列島。弧は大洋に向かって張り出し、外側に海溝や重力異常帯があり、地震帯・火山帯を伴う。アリューシャン列島・千島列島・日本列島・琉球(りゅうきゅう)列島など...
こだい‐こ【古代湖】
おおむね10万年以上にわたって存続している湖。世界中で20か所ほどしかなく、バイカル湖、ビクトリア湖のほか、日本では琵琶湖が知られる。いずれも湖の環境に適応し、独自の進化を遂げた固有種が多く見ら...
こつけいせいふぜん‐しょう【骨形成不全症】
先天的に全身の骨が弱く、軽微な外力で骨折してしまう、遺伝性の疾患。青色強膜・難聴・歯牙形成不全などを伴うことが多い。発症頻度は約2〜3万人に1人とされる。OI(Osteogenesis Impe...
こつずい‐せんいしょう【骨髄線維症】
造血幹細胞の異常による腫瘍性疾患。線維芽細胞がコラーゲンを過剰につくり、骨髄が広い範囲で線維化する。脾腫を伴う。骨髄硬化症。