かいりせい‐トランス【解離性トランス】
特定の場所や文化に古くからみられる、意識の状態や自己同一性、記憶に関する一時的な障害。解離性障害の一つ。周囲の状況を認識する能力が低下し、本人の意志で制御できない動作を繰り返すもの(解離性トラン...
カウザルギー【(ドイツ)Kausalgie】
灼熱(しゃくねつ)痛。末梢(まっしょう)神経の損傷後に生じ、皮膚の発熱、発汗を伴う激痛。
かかつどう‐ぼうこう【過活動膀胱】
尿意切迫感を主症状とし、多くは頻尿・夜間頻尿を伴い、時に切迫性尿失禁を伴う疾患。脳血管障害・パーキンソン病・認知症など神経疾患に起因するものと、前立腺肥大症や加齢などによるものがある。OAB(o...
かがく‐しんわりょく【化学親和力】
化合物をつくる際に元素間に働くと考えられる結びつきやすさ。化学反応に伴う発熱量などが尺度とされたが、現在では熱力学的に定義され、自由エネルギーの減少とされる。
かきとめ‐こづつみ【書留小包】
書留の取り扱いをする小包郵便物。 [補説]平成19年(2007)の郵政民営化に伴う法改正により、日本国内では小包が郵便法の適用外となり、荷物扱いとなった。現在、ゆうパック(旧一般小包)には50万...
かぎやで‐ふう【かぎやで風】
沖縄古典音楽の一。三線(さんしん)を伴う歌曲で、祝儀の席や演奏会などで冒頭に歌われる。本歌に「かぎやで風のつくり云々…」の歌詞があるところからの名称。原義は「鍛冶屋手風」とも「冠者手風」ともいう...
かく‐らん【霍乱】
漢方で、日射病をさした語。また、夏に起きやすい、激しい吐き気・下痢などを伴う急性の病気をいった。「鬼の—」《季 夏》「—に町医ひた待つ草家かな/久女」「—と云いける虎列剌(これら)に斃(たお)れ...
かぐら【神楽】
《「かみくら(神座)」の音変化》 1 神をまつるために奏する舞楽。宮中の神事芸能で、先行の琴歌神宴(きんかしんえん)などに、石清水八幡(いわしみずはちまん)などの民間の神遊びを取り込み、平安時代...
かけ‐かまい【掛(け)構い】
1 気遣うこと。遠慮のあること。「人見知りをせず、年は若し、—のない女であるから」〈鏡花・湯島詣〉 2 (下に否定の語を伴う)かかわり。かかりあい。関係。「—なき伺候の武士も、感涙もよほすばかり...
かけ‐て【掛けて】
[副] 1 心にかけて。「山越しの風を時じみ寝(ぬ)る夜おちず家なる妹を—しのひつ」〈万・六〉 2 ちょっと。少しでも。「この人の御ことをだに—聞き給ふは」〈源・夕霧〉 3 (下に打消し・反語の...