ランタナ【(ラテン)Lantana】
クマツヅラ科の小低木。全体に毛があり、葉は卵形でやや厚く、対生する。夏から秋、筒状の小花を半球状につけ、初め黄または淡紅色から橙色・濃赤色に変化する。熱帯アメリカ原産で、日本には慶応年間(186...
りゅうきゅう‐あい【琉球藍】
キツネノマゴ科の低木。高さ50〜80センチ。葉は卵形で先がとがり、対生。夏、淡紅紫色の唇形の花を穂状につける。夏から秋に茎・葉を刈り取り、藍色の染料をとる。台湾・東南アジアの原産で、日本では鹿児...
りゅうきゅう‐つつじ【琉球躑躅】
ツツジ科の常緑小低木。葉はやや細長く、先がとがる。4、5月ごろ、漏斗状の白い花が咲き、花びらの上部内面に緑色の斑点がある。庭園に植えられ、白琉球ともいう。花が紅紫色や八重咲きの品種もある。
リンネ‐そう【リンネ草】
スイカズラ科の小低木。針金状の茎が地をはい、やや円形の葉を対生。7月ごろ、高さ5〜10センチの花茎を伸ばし、淡紅色の花を2個ずつ下向きにつける。北半球の北部に分布し、名は博物学者リンネにちなむ。...
レセルピン【reserpine】
南アジア産の常緑低木インド蛇木(じゃぼく)の根に含まれるアルカロイドの一種。抗高血圧薬として用いる。
レダマ【(スペイン)retama】
マメ科の落葉低木。エニシダに似て、枝は細長く、灰緑色。夏から秋にかけ、黄色の蝶形の花を開く。地中海沿岸地方に産し、日本には江戸時代に渡来。観賞用。 [補説]「連玉」とも書く。
レッド‐カラント【red currant】
スグリ科スグリ属の落葉低木。西ヨーロッパ原産。果実は赤く熟し、ジャムやゼリーにする。アカミノフサスグリ。
レモン【lemon】
1 ミカン科の常緑低木。また、その実。茎・枝にとげが多く、葉は長卵形で、翼はない。7、8月ごろ、内面が白く外面が紫色の花を開く。実は長卵形で両端がとがり、黄色に熟す。酸味が強く、ビタミンCに富み...
れん‐ぎょう【連翹】
モクセイ科の落葉小低木。枝は叢生(そうせい)し、長く伸びて垂れる。葉は卵形。早春、葉の出る前に、黄色い花を多数開き、花びらは四つに深く裂けている。果実は楕円形で、漢方で抗炎症・解毒・利尿薬として...
れんげ‐つつじ【蓮華躑躅】
ツツジ科の落葉低木。高原に群生。葉は倒披針形。4、5月ごろ葉とともに、朱色の漏斗状の花が咲く。花びらは先が五つに裂ける。花がかば色や黄色のものもあり、庭木にする。《季 春》