きけん‐はん【危険犯】
法益が侵害されたという結果(実害)が発生しなくても、法益侵害の危険が発生すれば成立するとされる犯罪。放火罪など。危殆(きたい)犯。→侵害犯
きたちょうせん‐じんけんしんがいたいしょ‐ほう【北朝鮮人権侵害対処法】
《「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」の略称》拉致問題など北朝鮮当局による人権侵害に対処し、解決を図ることを目的とした日本の法律。平成18年(2006)施行。拉致問...
きたちょうせん‐じんけんほう【北朝鮮人権法】
⇒北朝鮮人権侵害対処法
きゅうさい‐けん【救済権】
既存の権利が侵害されたとき、その救済を求める権利。損害賠償請求権・返還請求権など。
きゅうはく‐ふせい【急迫不正】
さしせまっていて違法であること。「—の侵害」「—の事態」
きゅうはくふせい‐の‐しんがい【急迫不正の侵害】
現時点で法益が侵害されているか、または侵害がさしせまった状態にあること。正当防衛の要件の一つとなる。
きんきゅう‐けん【緊急権】
自国または自国民に急迫した危険のある場合、それを避けるために他国の権利や利益を侵害してもさしつかえないという国際法上の権利。侵害に対する賠償は必要。緊急避難。
きんじょう‐とうち【金城湯池】
1 《「漢書」蒯通伝から。「湯池」は熱湯をたたえた堀》守りが非常に固く、攻めるのが難しい城。金湯。 2 堅固で、他から侵害されにくい勢力範囲。「保守派の—」
ぎょうせい‐きゅうさい【行政救済】
行政行為によって権利や利益を侵害された国民のために、行政機関の活動を是正したり、生じた損害を補償したりすること。
ぎょうせいじけん‐そしょうほう【行政事件訴訟法】
行政訴訟の手続きを定めた法律。行政により国民が権利・利益を侵害された場合の救済、行政の適法性の確保などを目的とする。行政庁が行った処分・裁決等に対し、取り消しなどを求めて裁判所に提訴する際の、訴...