ぎょう‐たい【行体】
1 行書の書体。 2 身なり。いでたち。特に、山伏など修行者の姿。
こもり‐どう【籠もり堂】
修行者や信者などがこもって祈願、修行する堂。
ごしゅ‐ほうし【五種法師】
「法華経」法師品に説く、修行者の五つのあり方。受持・読経・誦経(ずきょう)・解説(げせつ)・書写。ごしゅほっし。
さんじゅう‐ぼう【三十棒】
《「三十」は数多い意》禅宗で、師が修行者を警策で激しく打って、正しい道へ教え導くこと。また、そのような厳しい教導。痛棒。
ざ‐ぜん【座禅/坐禅】
仏教の修行法の一。主として禅宗で行う。古代インドの修行形式を取り入れたもので、修行者は禅堂で結跏趺坐(けっかふざ)あるいは半跏趺坐し、半眼の姿勢をとる。精神を統一し、無念無想の境地に入って悟りを...
し‐く【死句】
1 仏語。修行者のまちがった精神から、生かして用いられなかった語句。⇔活句。 2 俳諧などで、言葉に表されない味わいのない句。余情のない句。⇔活句。
しょう‐もん【声聞】
《(梵)śrāvakaの訳。教えを聞く者の意》仏語。仏弟子のこと。釈迦の入滅後は、四諦の理を観じて阿羅漢となることを理想とした修行者。大乗仏教からは自己の悟りのみを求める者として批判された。
しん‐しん【搢紳/縉紳】
《笏(しゃく)を紳(おおおび)に搢(はさ)む意から》官位が高く、身分のある人。「—の身ながらに笏や筆を擱(お)いて」〈露伴・魔法修行者〉
じゅか‐せきじょう【樹下石上】
《樹木の下と石の上の意から》山野・路傍などに露宿すること。修行者や僧侶の境遇などをいう。じゅげせきじょう。
すい‐じょう【水定】
仏道修行者が、海や川に身を投げて死ぬこと。→火定(かじょう) →土定(どじょう)