うわ‐がり【上借り】
1 一度借りた貸主から、さらに金を借りること。 2 質入れなどを頼まれた者が、自分の必要のために余分に借り入れること。「—に懲りお袋が置きに行き」〈玉柳〉
うわ‐なげ【上投げ】
湯を先にさして、あとから茶を入れること。⇔下投げ。
うわ‐むしろ【表筵/上蓆】
帳台の内の畳の上に敷く敷物。唐綾(からあや)の表に錦のへりをつけ、裏をつけて中に綿を入れる。
うんぞう‐がゆ【温糟粥/紅糟粥】
12月8日の夜、禅寺で作るかゆ。初め味噌と酒かすを入れて煮たが、のちには昆布・串柿(くしがき)・大豆粉などを入れるようになったという。臘八粥(ろうはちがゆ)。温糟。
うん‐ぱん【雲版】
1 禅宗寺院で、時報の合図などとして打ち鳴らす雲形の板。青銅または鉄板製。鐘板(しょうばん)。打板(ちょうばん)。 2 色紙や絵などを入れる、丸形または方形の額。
えい‐ごえ【えい声】
力を入れる必要がある場合に出す「えいえい」という掛け声。えいえい声。「—をあげて、名虎をとってふせんとす」〈平家・八〉
えい‐や
[感]力を入れるときなどに発する掛け声。「—、と綱を引く」 [名]俗に、勢いのままに物事を行うこと。「期限直前に—で決めてしまう」
えいやら‐や
[感]力を入れるときに発する掛け声。また、はやす声。えんやらや。
えい‐よう【栄養/営養】
1 生物体が体外から物質を取り入れ、成長や活動に役立たせること。無機物のみを取り入れる独立栄養と、有機物も取り入れる従属栄養に分けられる。 2 栄養となる個々の物質。栄養素。また、それを含む食物...
えいよう‐そ【栄養素】
生物体が、栄養のために体外から取り入れる物質。緑色植物では窒素・燐(りん)・カリウムなど、高等動物ではたんぱく質・炭水化物・脂肪・無機質・ビタミンなど。