いくさ‐びと【軍人】
兵士。武人。「—先(ま)づ楼(たかとの)の上に登りて」〈崇峻紀〉
いしょはいたつにん【遺書配達人】
有馬頼義の小説。雑誌「週刊文春」の創刊号から掲載された連作小説。昭和35年(1960)刊行。太平洋戦争中、病気のため上海で入院し、部隊を離れて生き残った兵士が、戦後帰国した日本で戦友たちから預か...
一将(いっしょう)功(こう)成(な)りて万骨(ばんこつ)枯(か)る
《曹松「己亥歳」から》一人の将軍の輝かしい功名の陰には、戦場に命を捨てた多くの兵士がある。成功者・指導者ばかりが功名を得るのを嘆く言葉。
いっ‐ぺいそつ【一兵卒】
1 一兵士。 2 ある活動をする大勢の中の一人として、下積みの任務に励む者。「委員を辞め—として活動する」
いのちのなかばに【いのちの半ばに】
《原題In the Midst of Life》ビアスの短編小説集。1891年刊。発表当初の題名は「兵士と市民の物語」。
インディアナ‐へいしすいへいきねんとう【インディアナ兵士水兵記念塔】
《Indiana Soldiers' and Sailors' Monument》米国インディアナ州、インディアナポリスの中心部にある塔。1902年、南北戦争の犠牲となった兵士の慰霊を目的として...
インド‐もん【インド門】
《India Gate》インド北部の都市デリーにある門。第一次大戦で戦死したインド人兵士の慰霊のため、パリのエトワール凱旋門をもとに設計され、1931年に完成。高さ42メートル。壁面に戦死者の...
ウォイツェック【(ドイツ)Woyzeck】
ビュヒナーによる未完の戯曲。1836年に執筆され、1879年に出版。初演は1913年。小心ものの兵士がたどる悲劇的な運命を描く。ベルクによるオペラ化作品の原作として有名になった。
うじ‐びと【氏人】
古代、氏の上(かみ)に率いられる氏の構成員。氏の上のもとに氏神を祭り、部民(べみん)などを配下に置いて農業に従い、戦時には兵士として戦った。うじうど。うじんど。
えい【鋭】
[名・形動] 1 鋭いこと。また、鋭いさま。「私利を謀るの心極めて—なれば」〈田口・日本開化小史〉 2 鋭い武器。また、すぐれた兵士。「—を執る」「—をすぐる」