おおさかずきしゅせんのつわもの【大杯觴酒戦強者】
歌舞伎狂言。時代物。一幕二場。河竹黙阿弥作。明治14年(1881)東京猿若座初演。武田氏の旧臣馬場三郎兵衛が井伊掃部頭(かもんのかみ)の酒の相手をして大杯を飲み干したことから、千五百石に取り立て...
おおさか‐なつのじん【大坂夏の陣】
元和元年(1615)夏、徳川方が冬の陣の和議の条件に反して大坂城内堀を埋めたため豊臣方が兵を挙げ、徳川家康らに攻め落とされた戦い。淀君(よどぎみ)と秀頼の母子は自害し、豊臣氏は滅亡。→大坂冬の陣
おおさか‐へいや【大阪平野】
大阪湾に面し、大阪府から兵庫県南東部にかけて広がる平野。淀川・大和川などの下流域。
おおした‐ひろし【大下弘】
[1922〜1979]プロ野球選手・監督。兵庫の生まれ。昭和20年(1945)セネタース(北海道日本ハムの前身)に入団。翌年、20本塁打を放ち本塁打王を獲得した。「青バット」と呼ばれ、多くの記録...
おおてまえ‐だいがく【大手前大学】
兵庫県西宮市などにある私立大学。昭和41年(1966)に大手前女子大学として開学。平成12年(2000)に現校名に改称するとともに男女共学校となった。
おお‐ば【祖母】
《「おおはは(大母)」の音変化》父母の母。そぼ。⇔祖父(おおじ)。「犬江親兵衛が—、妙真もをるなれば」〈読・八犬伝・九〉
おおば‐ひろし【おおば比呂司】
[1921〜1988]漫画家。北海道の生まれ。兵役、新聞社勤務を経て、新聞や雑誌に数多くの作品を発表。温かくほのぼのとしたタッチが幅広い層に愛され、挿絵や食品のパッケージデザインなどでも活躍した。
おおわだ‐の‐とまり【大輪田の泊】
現在の神戸港内にあった古代の港。行基(ぎょうき)の築造と伝えられ、平清盛が修築して要港となった。中世以降、兵庫島・兵庫津と称された。
おがさわら‐りゅう【小笠原流】
1 ㋐武家礼式の一派。室町時代、足利義満の臣小笠原長秀が制定。以後、武家の正式の礼法とされた。明治以後、学校教育にも取り入れられ、特に女子の礼式として広く用いられた。 ㋑俗に、堅苦しい礼儀作法の...
おきなわへんかん‐みつやく【沖縄返還密約】
昭和47年(1972)の沖縄返還に際して、日米間で結ばれたとされる合意・密約。有事の際の米軍による核兵器の持ち込み、および軍用地の原状回復費用の肩代わりに関するもの。平成21年(2009)9月か...