其処(そこ)に山(やま)があるから
⇒山が其処にあるから
そこ‐のけ【其処退け】
1 「其方退(そっちの)け」に同じ。「もう勝負は—のありさまで」〈康成・抒情歌〉 2 名詞に付いて、それをしのぐほどりっぱであるということを表す。はだし。「本職—の腕前」
其処(そこ)へ持(も)って来(き)て
さらに加えて。そのうえ。「雨がやまなかった。—風がひどく吹き出した」
其処(そこ)へ行(ゆ)くと
そういう点からいうと。その点に関しては。「宮仕えは窮屈だ。—自営業は気楽だ」
そこ‐ほど【其処程】
[代]中称の指示代名詞。そこらあたり。そこら。「このごろの人の家の—にてぞありけんと覚え」〈徒然・七一〉
そこ‐もと【其処許】
[代] 1 中称の指示代名詞。そこ。そこの所。そこらへん。「—は落ちたる所侍り」〈枕・一二〇〉 2 二人称の人代名詞。同輩またはそれ以下の者をさす。そなた。そのもと。主に武士が用いた。「—へ推参...
そこゆえ‐に【其処故に】
[連語]それゆえに。それだから。「うつせみは物思(ものもひ)繁し—心なぐさに」〈万・四一八九〉
そこ‐ら【其処ら】
[代]中称の指示代名詞。 1 聞き手のいる場所のあたりをおおまかにさす。そのあたり。そのへん。「—を散歩してくる」 2 聞き手に関する事柄のだいたいの程度をさす。そのくらい。そのへん。そこいら...
そこら‐あたり【其処ら辺り】
[代]中称の指示代名詞。 1 そのあたり。その辺。「—を探してごらん」 2 その程度。その辺。「卸値は—で手を打とう」 3 それに関すること。その辺。「—をよく考えるがよい」