おき‐め【置目】
1 蒔絵(まきえ)の工程の一。紙に描いた下絵の模様を漆器の面に写すこと。 2 ㋐決まり。法規。「世の—を、もどかんより」〈仮・浮世物語・一〉 ㋑仕置き。処刑。「盗みをさせて—にあふ」〈浄・丹波与作〉
おし‐がた【押(し)型/押(し)形】
1 器物などの表面に型で押しつけた模様。 2 (押し型)材料に押し当てて器物を成形する器具。 3 版木の上に紙を当て、上から蝋墨(ろうずみ)でこすって、版木に彫刻された絵模様を写すこと。また、そ...
お・す【押す】
[動サ五(四)] 1 動かそうとして上や横から力を加える。 ㋐向こうへ動かそうとして力を加える。「荷車を—・す」「—・しても引いても動かない」 ㋑櫓(ろ)を使って舟を進める。「櫓を—・す」 2 ...
かがみ‐の‐まつ【鏡の松】
能舞台で、鏡板(かがみいた)に描かれる老松の絵。奈良春日(かすが)神社の影向(ようごう)の松を写すという。
かき‐とり【書(き)取り】
1 書きとること。また、その文書。 2 ㋐読み上げられた語句・文章をそのとおりに正しく書き写すこと。 ㋑仮名書きで示されたものを漢字で正しく書くこと。「漢字の—」
かき‐と・る【書(き)取る】
[動ラ五(四)] 1 人の話す言葉を書き記す。「講演の要点を—・る」 2 書いてある文章などを書き写す。「古い文献を—・る」
かん‐にゅう【観入】
[名](スル)対象に深く没入して、対象を正しく認識すること。「実相に—して自然・自己一元の生を写す」〈茂吉・短歌に於ける写生の説〉 [補説]斎藤茂吉の造語。
が‐ほん【画本】
1 絵の手本、または素材。「光と影との理を知らずと雖(いえど)も次第に—を写すことに慣熟せり」〈中村訳・西国立志編〉 2 絵を集めた本。
きゃっかん‐てき【客観的】
[形動] 1 主観または主体を離れて独立に存在するさま。⇔主観的。 2 特定の立場にとらわれず、物事を見たり考えたりするさま。「—な意見」「—に描写する」⇔主観的。
キャンディッド‐しゃしん【キャンディッド写真】
《candid photography》被写体に気づかれないで、自然な表情や動きなどを写すこと。また、そのような写真。スナップ写真。