ふいく‐しょう【不育症】
妊娠はするが、流産や早産を繰り返し、生児を得られない病態の総称。反復・習慣流産のほか、死産・早期新生児死亡を繰り返す場合なども含まれる。原因として染色体異常・子宮形態異常・内分泌異常・血液凝固異...
フォーム‐ラバー【foam rubber】
多孔性・海綿状の軽いゴム。生ゴムの原料を泡立て凝固・加硫して作る。マットレス・クッションなどに用いる。スポンジラバー。
フリージング‐ポイント【freezing point】
氷点。水の凝固点。0.000度。アイスポイント。
ぶんし‐こうか【分子降下】
⇒凝固点降下
プラスミン【plasmin】
血液中で血餅(けっぺい)や血栓を溶かす働きをする酵素。蛋白質分解酵素の一種で、血液凝固に関わる蛋白質フィブリンを加水分解して溶解する。フィブリノリシン。
プロトロンビン【prothrombin】
血漿中にある、血液凝固の第2因子。肝臓で生合成され、トロンボプラスチンやカルシウムイオンの作用を受けて活性型のトロンビンとなる。トロンボーゲン。
ヘパリン【heparin】
血液凝固を阻止する作用のある多糖類。肝臓や毛細血管の周辺の肥満細胞で生成され、血管壁に多く存在する。
ヘマトクリット【hematocrit】
血液中に占める赤血球の容積の割合。凝固を阻止した血液を毛細管に入れて遠心分離器にかけ、沈降した血球層の高さを見るなどの測定法があり、値は百分率で示す。赤血球容積。
へん‐せき【偏析】
物質の相転移において、一つの相から別の相に分離すること。特に、金属や合金が凝固する際に、ある金属の組成が不均一になって分布に偏りが生じること。凝離(ぎょうり)。
ホエー【whey】
《「ホエイ」とも》チーズを作るときに凝固した乳分を取り除いて残る透明な液。糖分とわずかのたんぱく質が含まれ、清涼飲料や製菓原料に利用する。乳清。ミルクホエー。