りゅうえんかしゅう【滝園歌集】
黒田清綱の和歌集。初編から3編までの3冊からなり、明治35年(1902)から大正4年(1915)にかけて刊行。
りゅうきゅうしょとうふうぶつししゅう【琉球諸島風物詩集】
佐藤惣之助の詩集。大正11年(1922)に沖縄・台湾を旅行した際の経験をもとに書かれた作品集。同年12月刊行。
りゅうせいう【流星雨】
津村節子の歴史小説。会津戦争を主題とする。昭和63年(1988)から平成元年(1989)まで「世界」誌に連載。平成2年(1990)刊行。同年、第29回女流文学賞受賞。
りゆう【理由】
宮部みゆきの長編小説。嵐の夜に起きた一家四人の殺害事件をめぐるミステリー。平成10年(1998)刊行。同年、第120回直木賞受賞。
りょうがみ【両神】
金子兜太の第12句集。70歳を挟む9年間の作品をまとめたもの。題名は埼玉県秩父の両神山に由来。平成7年(1995)刊行。平成8年(1996)、第11回詩歌文学館賞受賞。
りょうじんにっき【猟人日記】
《原題、(ロシア)Zapiski okhotnika》ツルゲーネフの短編集。1852年に22編で刊行、1880年に3編が追加され、全25編となる。ハンターの見聞録のかたちで農奴の悲惨な生活と高...
りょうじんのじはく【良人の自白】
木下尚江の長編小説。明治37年(1904)から明治38年(1905)にかけて毎日新聞に断続的に連載、3編に分けて刊行されたのち、明治39年(1906)に続編刊行。家族制度の批判を企図して書かれた作品。
りょうたくしゅう【蓼太句集】
大島蓼太の句集。3編。明和6年(1769)初編刊行。
りょくうん【緑雲】
吉江喬松の第1文集。明治42年(1909)刊行。
リラのはな【リラの花】
与謝野鉄幹による訳詩集。大正3年(1914)刊行。「三田文学」「スバル」などの雑誌に掲載、紹介してきたヨーロッパの現代詩の日本語訳をまとめて出版したもの。