かげんてき‐はんだん【仮言的判断】
論理学で、ある仮定・条件のもとで立言する判断。「もしsがpならば(前件)、QはRである(後件)」という形式をとる。仮言判断。→定言的判断 →選言的判断
かち‐はんだん【価値判断】
1 ある事柄の値打ちや効用を評価すること。 2 哲学で、ある対象に対して、主観がその価値評価を言明する判断。
がいぜん‐はんだん【蓋然判断】
論理学で、判断の様相の一。主語と述語の関係が、可能性によってのみ示される判断。「sはpであろう」という形式をとる。→実然判断 →必然判断
きちょう‐はんだん【基調判断】
政府が毎月発表する、景気についての公式見解。内閣府が生産・個人消費・雇用などから判断して原案を作成し、関係閣僚会議で決定される。景気の基調判断。→月例経済報告
けいき‐の‐きちょうはんだん【景気の基調判断】
⇒基調判断
けんぽう‐はんだん【憲法判断】
裁判所が、法令や行政行為の憲法適合性について下す判断。
こうてい‐はんだん【肯定判断】
論理学で、主語と述語の関係をそのまま肯定する判断。「sはpである」という形式をとる。⇔否定判断。
ご‐はんだん【誤判断】
[名](スル)判断を間違うこと。正しくない方向へ導くこと。
しほう‐はんだん【司法判断】
訴訟事件における判決など、司法機関である裁判所および裁判官が法律に基づいて下した判断。
じつぜん‐はんだん【実然判断】
論理学で、判断の様相の一。主語と述語の関係が現実に成立することを示す判断。「sはpである」という形式をとる。確然判断。→必然判断 →蓋然(がいぜん)判断