ハラール【(アラビア)Ḥalāl】
《アラビア語で「許された」の意。「ハラル」とも》イスラム教の教義に従っていると判断されるもの。特に、必要な作法どおりに調製された食品をいう。「—ミート」「—食品」→ハラーム
針(はり)を以(もっ)て地(ち)を刺(さ)す
《「説苑」弁物から》「小さな針で大きな地面を刺す」意から、貧しい見識で大きな物事に勝手な判断を下す。また、とてもできそうもないことを企てることのたとえ。
はん【判】
[音]ハン(呉)(漢) バン(慣) [訓]わかる [学習漢字]5年 〈ハン〉 1 二つに分かれる。「剖判(ほうはん)」 2 はっきり見分ける。「判断・判定・判読・判別/批判・評判(ひょうばん)...
はん‐けつ【判決】
[名](スル) 1 是非善悪などを判断して決めること。「豈(あに)凡傭(ぼんよう)之(これ)を—すべけん哉(や)」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉 2 訴訟事件に対して、裁判所が法規に基づいて下す最終的...
はん‐じ【判じ】
判じること。判断。「文吾の幼い頭にも少しずつ—がつきかかって来た」〈上司・石川五右衛門の生立〉
はん‐じ【判示】
[名](スル)裁判の判決などで、裁判所が事実認定や法解釈について判断を示すこと。「—事項」「公序良俗違反で無効と—する」
はん・ずる【判ずる】
[動サ変][文]はん・ず[サ変] 1 物事の優劣・可否・善悪などを判断する。「勝敗を—・ずる」 2 推し量って考える。考えてその意味を判断する。「発言の真意を—・ずる」
はんたい‐たいとう【反対対当】
論理学で、対当関係の一。主語と述語は同じであるが質(肯定・否定)を異にする二つの全称判断の真偽関係。→対当関係
はんだん‐しすう【判断指数】
⇒業況判断指数
はんだん‐りょく【判断力】
1 物事を正しく認識し、評価する能力。 2 《(ドイツ)Urteilskraft》カント哲学で、特殊を普遍のもとに関係づける能力。普遍が与えられていて、それに特殊を包摂する規定的判断力と、与えら...