どうみゃく‐けい【動脈系】
心臓から送り出される血液を全身に運ぶ血管系。
どうみゃく‐けつ【動脈血】
肺でガス交換を終え、鮮紅色で多量の酸素・栄養素を含む血液。一般に動脈を流れる。
どうみゃくけつ‐さんそほうわど【動脈血酸素飽和度】
動脈を流れる血液中のヘモグロビンのうち、酸素が結合したオキシヘモグロビンの比率。酸素を運搬できる最大限の状態に対し、実際にどの程度の割合で酸素を運搬しているかを表す。この比率をパルスオキシメータ...
どうみゃく‐こうか【動脈硬化】
1 「動脈硬化症」の略。 2 考え方や感受性などが柔軟でなくなるたとえ。
どうみゃく‐こうかしょう【動脈硬化症】
動脈壁にコレステロールなどの沈着、変性などが起こって弾力性が失われ、血管が硬化した状態。心筋梗塞(しんきんこうそく)・脳出血などの誘因となる。
どうみゃく‐さんぎょう【動脈産業】
天然資源を採取・加工し、製品を製造・流通・販売する産業。経済や社会の発展に必要な商品を供給する役割を果たしていることから、これを動物の循環系で酸素や栄養分を運ぶ動脈になぞらえたもの。→静脈産業
どうみゃく‐ぶつりゅう【動脈物流】
製品の原材料を調達したり、製品を消費者に提供したりするために物資を流通させること。→動脈産業 →静脈物流
どうみゃく‐りゅう【動脈瘤】
動脈壁の局部がこぶ状に拡張した状態。動脈硬化症・梅毒などによるものが多く、しだいに増大し、破裂して大出血を起こす危険がある。
どう‐めいし【動名詞】
英語の動詞の原形に-ingをつけた形で、動詞的意味あるいは動詞的機能をもちながら、名詞と同じ用いられ方をするもの。ジェランド。
どう‐よう【動揺】
[名](スル) 1 ゆれ動くこと。「強風で船体が—する」 2 心や気持ちがゆれ動くこと。平静を失うこと。「事故の知らせに—する」 3 社会などが秩序を失い乱れること。「政界が—する」