いい‐か・つ【言(い)勝つ】
[動タ五(四)]口論して相手を負かす。「あれこれと理屈を並べて—・つ」
うち‐か・つ【打(ち)勝つ】
[動タ五(四)] 1 ㋐「勝つ」を強めていう語。「宿敵に—・つ」 ㋑(「打ち克つ」とも書く)困難や苦しみなどを乗り越える。克服する。「誘惑に—・つ」 2 野球・テニスなどで、激しく打ちあったすえ...
かつ【勝つ】
《動詞「勝つ」を名詞として用いたもの》歌合わせなどに勝つこと。「よろづ皆おしゆづりて、左—になりぬ」〈源・絵合〉
か・つ【勝つ/克つ/贏つ】
[動タ五(四)] 1 戦ったり競い合ったりした結果、相手より優位な立場を占める。競争相手を負かす。勝利を得る。「喧嘩(けんか)に—・つ」「販売競争に—・つ」「ストレートで—・つ」⇔負ける。 2 ...
気(き)が勝(か)・つ
勝ち気である。「—・った若者」
小舟(こぶね)に荷(に)が勝(か)つ
自分の能力以上の重い責任を負うことのたとえ。
せり‐か・つ【競(り)勝つ】
[動タ五(四)]せり合って勝つ。「一点を争う大接戦を—・った」
天(てん)定(さだ)まって亦(また)能(よ)く人(ひと)に勝(か)つ
《「史記」伍子胥伝から》乱世には悪の栄えることもあるが、天の理法が復すれば、悪は滅び、善が栄える。
なげ‐か・つ【投(げ)勝つ】
[動タ五(四)]野球で、投手が相手投手との投げ合いに勝つ。また、相手の打者を打ち取る。「相手チームのエースに—・つ」「強打者に—・つ」
荷(に)が勝(か)・つ
荷物が重すぎる。責任や負担が重すぎる。「経験の浅い彼には—・った仕事だ」