てまえ‐がって【手前勝手】
[名・形動]自分の都合のよいようにばかり考えたり行動したりすること。また、そのさま。自分勝手。「そんな—な意見は通らない」
ひだり‐がって【左勝手】
1 「逆勝手(ぎゃくがって)」に同じ。 2 左ひざを立て、右ひざをついた座り方。「脇差(わきざし)さいて腰かがめ—に坐したりけり」〈浄・碁盤太平記〉
ふ‐かって【不勝手】
[名・形動] 1 不便なこと。都合が悪いこと。また、そのさま。「住むには—な間取り」 2 暮らし向きが苦しいこと。また、そのさま。「しだいに—御成り候ふ事」〈浮・文反古・四〉
ほん‐がって【本勝手】
1 床の間で、向かって左に本床、右に床脇棚があるもの。右勝手。⇔逆勝手。 2 茶の湯で、客が主人の右手に座るかたちの茶席。また、その場合の点前(てまえ)。右勝手。⇔逆勝手。 3 生け花で、客位が...
み‐がって【身勝手】
[名・形動]他人のことを考えず、自分の都合や利益だけを考えて行動すること。また、そのさまや、そのような態度。わがまま。「—な言い分」「—に行動する」
みぎ‐かって【右勝手】
⇒本勝手(ほんがって)