じっぽう‐だんな【十方旦那/十方檀那】
1 あちこちの檀家。方々の施主。「勧進帳をささげて、—をすすめありきける程に」〈平家・五〉 2 方々の得意先。顧客。「十六年このかた、—の機嫌を取り」〈浄・宵庚申〉
じゅう【十/拾】
1 数の名。9の次の数。とお。と。そ。 2 十番目。第十。 [補説]「拾」は、金銭に関する文書などで間違いを防ぐため、「十」の代わりに特に用いる。
じゅう【十】
[音]ジュウ(ジフ)(呉) ジッ(慣) [訓]とお と そ [学習漢字]1年 〈ジュウ〉 1 数の名。とお。「十両・十二支/数十・五十音」 2 十番目。「十月」 3 とたび。「十念」 4 全部...
じゅう‐あく【十悪】
1 仏語。身・口・意の三業(さんごう)がつくる10種の罪悪。殺生・偸盗(ちゅうとう)・邪淫・妄語・綺語(きご)・悪口(あっく)・両舌・貪欲(とんよく)・瞋恚(しんい)・邪見の総称。十悪業。十不善...
じゅうあく‐ごう【十悪業】
「十悪1」に同じ。
じゅういち
カッコウ科の鳥。全長約32センチ。頭・背は黒っぽい灰色、腹は赤褐色。日本では夏鳥で、他の鳥の巣に托卵(たくらん)する。名は鳴き声に由来。慈悲心鳥(じひしんちょう)。《季 夏》「—の遠のく十も一の...
じゅういち‐がつ【十一月】
一年の11番目の月。しもふりづき。しもつき。《季 冬》「あたたかき—もすみにけり/草田男」
じゅういちがつ‐かくめい【十一月革命】
⇒十月革命 ⇒ドイツ革命
じゅういちがつ‐じけん【十一月事件】
昭和9年(1934)11月、陸軍皇道派青年将校と士官学校生徒がクーデターを企てたとして検挙された事件。軍法会議において証拠不十分として不起訴になった。士官学校事件。
じゅういちがつじゅうごにち‐ひろば【十一月十五日広場】
《Praça Quinze de Novembro》ブラジル南東部の都市リオデジャネイロの旧市街にある広場。グアナバラ湾沿いに位置し、周囲にチラデンテス宮殿、リオデジャネイロ旧大聖堂がある。名称...