せんし‐ばんこう【千紫万紅】
さまざまの色。また、色とりどりの花の咲き乱れていること。千紅万紫。「—の南海の楽園」
せんし‐ばんたい【千姿万態】
いろいろの、違った姿や形。「—の昆虫の世界」
せん‐しゅ【千首】
「千首和歌」の略。
せん‐しゅう【千秋】
1 千年。千歳。また、非常に長い年月。「一日—の思い」 2 「千秋万歳(ばんぜい)」の略。
せんしゅう‐こうえん【千秋公園】
秋田市にある公園。秋田藩主佐竹氏の居城だった久保田城の、本丸・二の丸跡地につくられた。桜の名所として知られる。
せんしゅう‐ばんぜい【千秋万歳】
千年万年。永遠。また、長寿を祝う語。
せんしゅう‐まんざい【千秋万歳】
⇒せんずまんざい(千秋万歳)
せんず‐まんざい【千秋万歳】
初春の祝福芸で、宮中をはじめ諸寺・諸家を回ってことほぎをして舞い、祝儀をもらうもの。平安末期に起こり、中世に盛行した。せんしゅうまんざい。《季 新年》
せんしゅう‐らく【千秋楽】
《法要の最後にが奏されるところからという》 1 (「千穐楽」「千穐樂」「千龝樂」とも書く)芝居・相撲などの興行の最後の日。千歳楽。楽日。らく。 [補説]「穐(龝)」は「秋」の異体字。芝居小...
せんしゅ‐わか【千首和歌】
和歌の修練などの目的で、一人または数人で和歌一千首を続けて詠んだもの。藤原為家が貞応元年(1222)日吉(ひえ)神社に詣(もう)でて献じた「為家卿千首」が現在最古といわれる。