とび‐とかげ【飛蜥蜴】
有鱗(ゆうりん)目アガマ科トビトカゲ属のトカゲの総称。全長約30センチ。胴の両側に肋骨(ろっこつ)に支えられた翼膜があり、これを広げて滑空する。東南アジアに分布。
どう‐こ【銅鼓】
中国南部や東南アジアなどに分布する打楽器。蓋(ふた)があるが底のない樽(たる)のような形の青銅製の片面鼓で、古くは権威の象徴として、祭器としても用いられた。
どうめい‐つうしんしゃ【同盟通信社】
昭和11年(1936)日本電報通信社と新聞聯合社を合併して設立された独占的通信社。中国・東南アジア各地に支社をもち、国家代表の通信社として活動したが、第二次大戦敗戦により解散。その施設は共同通信...
ドール【dhole】
イヌ科の哺乳類。体長約1メートル、尾長約40センチ。外見はオオカミに似るが、歯の数が異なる。数頭の群れをつくり、ネズミ・シカなどを捕食。東アジア・東南アジアに分布。あかおおかみ。
なん‐かい【南海】
南方の海。また、そこにある島や国。「—の楽園」
「南海道」の略。
中国で、南方にある地域や海域の呼称。転じて、東南アジア諸国をさすが、インド洋の沿岸地方を含めることもある。
ナンキン【南京】
中国江蘇省の省都。揚子江の南岸に位置し、水陸交通の要衝。古来、三国の呉や六朝・明・中華民国などの都として栄えた。名称は建業・建鄴(けんぎょう)・建康・金陵などに変わり、明の永楽帝のとき、北京に...
ナンキン‐まい【南京米】
東南アジアおよび中国などから輸入した外米。粒は細長く、粘質に乏しい。
なん‐ばん【南蛮】
1 古代中国人が、インドシナをはじめとする南海の諸民族を卑しんで呼んだ語。南夷。→西戎(せいじゅう) →東夷(とうい) →北狄(ほくてき) 2 日本で室町末期から江戸時代にかけて、ベトナム・タイ...
にし‐アジア【西アジア】
アフガニスタン以西、トルコ以東の地域の通称。イラン・イラク・シリア・レバノン・イスラエル・ヨルダンやアラビア半島の諸国などを含めていう。西南アジア。
にしき‐へび【錦蛇】
ボア科ニシキヘビ亜科のヘビの総称。最大で全長10メートル近くになるが、小形種もある。体は黄褐色に赤褐色または黒褐色の斑紋をもち、総排出腔の近くに後肢の痕跡(こんせき)がある。無毒。東南アジアから...