きゅうかん‐ちょう【九官鳥】
ムクドリ科の鳥。全長約30センチ。全身黒色で、翼に白斑、ほおから首の後ろにかけ黄色い部分があり、くちばしと足は橙(だいだい)色。人間の言葉をよくまねる。インドから東南アジアの原産。秦吉了(しんき...
きゅう‐ねったいく【旧熱帯区】
1 動物地理区の一。北界に属し、東南アジア熱帯、サハラ砂漠以南のアフリカ、マダガスカル島を含む地域。全北区の動物相と共通点が多い。東洋・エチオピア・マラガシーの3亜区に分ける。 2 植物区系の一...
キング‐コブラ【king cobra】
コブラ科の爬虫(はちゅう)類。毒蛇の最大種で、全長5メートルを超すものもあり、毒性も強い。体は茶褐色で、頸部(けいぶ)のふくらみは他のコブラより幅広くない。インド・東南アジアなどに分布。
きん‐ぱら【金腹】
カエデチョウ科の鳥。全長11センチくらい。頭から胸までは黒色のほかは粟色。東南アジアの原産。飼い鳥。
キンマ
《東南アジアの言語に由来するという。「蒟醤」とも書く》 1 コショウ科の蔓植物(つるしょくぶつ)。葉は厚く、心臓形。雌雄異株。黄色の花を穂状につける。インドの原産で、東南アジアにかけて広く栽培さ...
ギムネマ‐さん【ギムネマ酸】
南アジア原産のキョウチクトウ科のつる植物ホウライアオカズラの葉に含まれる物質。味覚器官に作用し、一時的に甘味を感じなくさせる味覚修飾物質の一つとして知られる。
くさ‐きり【草螽蟖】
直翅(ちょくし)目キリギリス科の昆虫。大きさ4〜5センチ、緑色または黒褐色。クビキリギスに似るが頭に丸みがある。夏、草原で雄はジーンと鳴く。本州以南、東南アジアに分布。《季 秋》
く‐じゃく【孔雀】
キジ目キジ科クジャク属の鳥の総称。インドクジャクはインド・スリランカの平地や開けた林にすみ、全体に青みがかった色をしている。雄は全長約2メートルで、尾羽を覆う上尾筒(じょうびとう)は目玉模様のあ...
くま‐ねずみ【熊鼠】
ネズミ科の哺乳類。体長約20センチ。人家の天井裏にすむ。東南アジアの原産で、船による貿易とともに世界中に広まった。エジプトネズミなど多くの亜種がある。
クライト【krait】
コブラ科のヘビの総称。南アジアに分布する。コブラに近縁で猛毒をもつが、性質はおとなしい。大形で2メートルを超すものもある。体色は黒で、黄色か白色の環状模様がある。